2016年1月5日火曜日

ノラガミ ARAGOTO 第12話「君の呼ぶ声」

無名の神様「夜ト神」がメジャーな神様になることを目指して様々騒動を巻き起こす、ファンタジー
アニメです。本サイトでのレビューは8話からですので、それ以前のお話や登場人物に関しては
Wikiや、公式、当サイトの11/28の記事「ノラガミ ARAGOTO ~レビュー前の予備知識~」を
参考にして下さい。
 
本作品は、ノラガミシリーズの2期となります。
 
視聴はコチラ↓1話目のみ無料のようです。(ニコニコ動画)
http://ch.nicovideo.jp/noragami-anime2
最新話の無料放送は↓(YAHOO/GYAO!)
http://gyao.yahoo.co.jp/special/noragami/
公式はコチラ↓
http://noragami-anime.net/index.php
 
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12話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  黄泉にてイザナミに苦戦する毘沙門。イザナミの無数の髪に絡みとられて身動きが
 出来なくなってしまう。そのころ、人間界では少しだけ回復した恵比寿が「たまよび」
 で黄泉から神を連れ戻せるかも知れないとひよりに告げる。
  
  「たまよび」とは真の神の名前を人間が呼ぶことで神を人間界に戻す術であり、毘
 沙門は見事に人間界生還した。だが「夜ト」は真の名前が違うらしく戻らなかった。
  
  
 Bパート>>
    
  夜トの真の名は「やと」ではなく読みが違う「やぼく」であった。ひよりは夜ト神に
 お社をつくりソレが有効であったことから書き文字としての「夜ト」に確信をもち
 見事に真の名を呼び当てた。
  
  夜トは黄泉から生還したが、神による恵比寿討伐隊と交戦状態となる。毘沙門と共に
 恵比寿を守ろうと奮闘する夜トだが、幾重にも手札を重ねた討伐隊に遅れを取ってしまう。
           
 
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【感想】
 
 Aパート>>
 
  あと2話となり、このパートも含め今までの伏線回収となってきました。
 物語の隅の方に見え隠れしていた、神々の力関係についてはOP前で神々が
 恵比寿が術師であり、妖(あやかし)を使役していた術師であるとざわめいて
 いる場面で語るに留まります。

  神の中には「福の神でありながら何故」と動機を疑問視する
 意見も出ていましたが、リーダーシップを取る謎の神が「とにかく討て」と暴力的な
 解決を強く推進します。いわゆる武神といった類の血の気の多い神なのでしょうか。
 
  この辺の話は今期では本筋ではなく、今期は恵比寿の代替わりの動機や背景を
 メインに語られていきます。
  
  このパートとしては大ピンチの毘沙門と夜ト神ですが、毘沙門の神器が決死の
 覚悟で毘沙門を窮地から救い「イザ反撃」となった場面で「たまよび」により
 毘沙門は人間界に戻されてしまいます。
 
  そこへ神の討伐隊が現われるわけですが、神々が大挙して押し寄せるシーンは
 ジブリ映画の「かぐや姫」に出てくる「使者」のようで謎めいた良い雰囲気でした。
 
   
 Bパート>>
  
  「祝の器(はふりの器)」の強力さを表現するパートとなりました。
 毘沙門の祝の器、兆麻(かずま)が天の竜のような神器を相手に善戦します。
 
  討伐隊は次の手として、強大な魔方陣を展開し「天撃」のような人間界まで破壊
 するような大技を展開してきます。
  
  夜トの神器「雪音」は祝の器としての真価を発揮し、天撃ごと魔方陣を切って
 しまいます。

  物語の構成としては次の最終話にはアクションの要素が少ないため、ここに
 アクションシーンの見せ場を持ってた形です。ノラガミはアクションシーンに
 なっても物語の進展に重心を置いてきましたが、ここは見せ場として今までにない
 迫力と爽快感のあるカットの連続で非常に見ごたえがありました。
  
  
総括>>
  
  動きのあるアニメらしい良い演出で、満足でした。次回最終話ということで
 1期同様に「**編(今回は恵比寿編?)」としては一旦お綺麗に終わらせて
 次期(3期)への期待を持たせる作りになりそうです。

  次回最終回もいい話です!近々レビューしますので宜しければ是非!

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欄外の日記的なもの

  放送日がズレたので、てっきり最終回は2016年かと油断していたら年末に
 最終話まで放映されてしまい大慌てでレビューしました(汗)
 
  スケジュール的に、明日は「12月総括」なので明後日以降近いうちに
 レビューします。「秋アニメ総括」も近いので頑張ります!!

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