と現実世界を区別しない天然系少女だった。オンラインゲームをテーマにした学園ラブ
コメディです。
原作はWEB小説(のちにコミカライズ)↓
http://dengekibunko.jp/title/netoge/
公式サイトは↓
http://netogenoyome.com/
--- 5行で読む この回のあらすじ ---
・ネトゲ部が出来て、リアルの世界で話をしながらネトゲをするようになったルシアンたち
・不登校気味だった亜子は、ネトゲ部に参加するために登校するようになった。そのため
今まで「ぼっちキャラ」であったの亜子にリアルでクラスメイトが話しかけて来るように
なる。
・慣れない対人スキルを要求され、フラフラな亜子。部室でルシアンに癒しを求めていた
その時。ネトゲ部の部室に茜の友人である秋山 奈々子やってきた。
・茜は表面上「オタク嫌いでゲームとは無縁の女子高生」を演じていたため、奈々子にネトゲ部の
部員であることがバレると激しく狼狽する。
・しかし、奈々子は「わざわざ皆に話したりない」と秘密を誓ってくれて、茜は窮地を脱した。
そんな折、ゲーム内のルシアン達の前に謎の超初心者「セッテ」が現れた。
--- レビュー ---
Aパートはネトゲ部を通じて、リアルでも次第に変化が出てきた日常を描いていて
Bパートはここ数話あまり描かれなかったゲーム内の様子が描かれたパートに分かれています。
ぼっちキャラで、他人と接触することを極端に苦手とし、接してしまうとそれでだけで
精神力を削られてしまうシーンは、管理人と酷似していてとても共感が持てました。
作中でも亜子が語っていますが、「ぼっちキャラ」は楽なのです。ゲーム内であれば気が
合わなければ、絡まなければ良いだけですが、リアルではそういうわけにもいかないので
リアルの世界で他人と接することは非常に神経を使い、精神を消耗するのです。
ですから「ぼっち」という「対人バリア」を展開しておけば、リアルの世界での他人との接触を
最小限に抑えることができて、とても楽なのです。
しかし、亜子は極端すぎるので今後少しずつリアルの世界にも適合していくのでしょう。
一方、「オタク嫌いでゲームとは無縁の女子高生」を演じていた茜は、大ピンチになりました。
今回のタイトル『あの子の秘密がバレないと思った?』は、茜の秘密だったようです(笑)
実際、女子は何故かオタク趣味(ゲーム・フィギュア・アニメ)などに嫌悪感を示すことが
多く女子トークでは暗黙のタブーの一つのようです。
ただ、隠れオタクは男性よりも多いのではないでしょうか。リアルでは漫画とかゲームの話を
一切したことのない女性の部屋に入ったことがありますが、「弟のモノの少女漫画とゲーム機」が
置いてありました。
弟のモノがなぜ姉の部屋にあるのかは追及しませんでしたし、弟が少女漫画愛好家なのかも
触れてはいけない空気だったので避けました(笑)
そういう感じなので、茜の狼狽ぶりはあながちオーバーではなく、実際にオタクバレしたら
あれくらい焦るのではないでしょうか。
--- 総括 ---
Aパートでネトゲにまつわるリアル世界での「あるある」を描いて、Bパートでゲーム内の
世界観の「おさらい」をしたわけですが、Bパートのゲーム内の動画はとてもきれいで
魅力的でした。
この作品は、ネトゲを題材にしたリアル学園ラブコメなので、ネットゲーム内の描写は比較的
簡単な描写で済ますことが多かったのですが、今回はゲーム内をキチンと描いて不足気味
だったネトゲ要素を補完するのに、とてもよいバランスとりになっていました。
そこへ突然現れたど新人の「セッテ」さん。どうみても、
少女、茜の友人の奈々子さんですよね。
「ルシアン」「亜子」「シュヴァイン」「アプリコット(マスター)」「ねこひめ」に加えて
あらたに「セッテ」も加わりました。
だんだんハーレム状態になりつつある、ネトゲ部ですが今まで「ネットゲーム」よりだった
部員構成に、「リアル」よりの「セッテ」が加わってお話がどう展開していくのか楽しみです!
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