まず最初に、一つやらかしました。
タイトルですが、2016冬アニメ2回目の登場です。
去年の4月に書いたタイトルが間違っていました。今更ですが訂正して
お詫び申し上げます。
本来なら下の表のようになるはずで、2016年の3月に終わったのは
2015年冬アニメでした。
たびたび間違えるのですがやっと「~年度」という数え方に慣れてきたので
今後は大丈夫だろうと思います(たぶん・・・)
---本題です。
今回のレビューは、「これそれ」恒例の総括レビューです。
今期はレビュー対象1本+未(一部)レビュー2本が対象です。
総括レビューとは、各話レビューのまとめ的なレビューです。完結まで見て
全体としてどういうアニメだったのかを纏めて書こうというモノです。
通常のレビューで対象外にしていたものの視聴していたものも総括では
レビューします。
では、早速総括です。
【昭和元禄落語心中(2期)】(一部レビュ)
壮大なヒューマンドラマもついに終幕。
テーマである「落語」については何度かレビューしてきました。
そこで今回は別視点での総括です。
振り返ってみると登場人物が多い作品でありながら、細かいところまで
丁寧に書かれた作品でした。
脇役に至るまでキャラクターの背景がしっかりと表現されているので、今でも
各登場人物を思い起こすと人物像が浮かんできます。
管理人的には、主人公を除けば一番思い入れのあった松田さんが最終話
まで生き残り大団円を迎えたのもいい終わり方でした。
1期と2期でヒロインの描写が対照的だったのも印象的でした。
どちらのヒロインも人間臭く魅力的ですが、性格や生きた時代に合わせた
表情や行動の書き分けが上手いなぁと思いました。
【亜人ちゃんは語りたい】(レビュ)
今期唯一のレビュー作品です。
最後まで平和で優しく、思いやりに溢れた世界観に癒されました。
現実ではどんなに頑張っても「合わない人」や「敵対的な人」は存在します。
そういったある種面倒な部分を取り払い、多少摩擦はあっても基本的に
友好的な人たちだけを描いた本作は疲れているときにこそ見たいアニメでした。
また作画カロリー(作画に使う工数/労力)のコントロールが非常にうまい
作品としても印象深く、ただただヌメヌメ・グルグル動かせば評価される
という風潮に一石を投じたイメージです。
個人的にはバトル系やアクション系でなければ、このくらいの作画でとても
満足でした。
(蛇足:そう言っても他作品で見かける、止め絵口パク、背景たれ流し
バンク使いまくりは用法容量を守ってほしいとも思います(笑))
【幼女戦記】(一部レビュ)
主人公無敵系アニメでした。
強敵の即死級攻撃を食らっても土煙の中から「やれやれ顔」で生還する
ターニャ・デグレチャフ少尉と神を自称する存在X(エックス)との
戦いを描いた作品でした。
存在Xは少尉に「信仰心」を持たせるために、少尉を戦火に包まれる世界に
転生させました。
しかし少尉は信仰心を抱くどころか、存在Xを否定し続けます。
結果的に少尉を更なる窮地に追い込むために存在Xは戦火を果てしなく拡大
していくのです。
たった一人を改心させるために、神を自称する存在が平和を願う人々を
戦場で殺しまくる時点で、存在Xは敗北しているという皮肉の効いた
お話でした。
タイトルとのギャップが激しい作品でしたが、痛快で面白い作品でした。
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2016年 冬アニメの総括は以上です。
2017年春アニメも続々始まっています!どれも面白で、目移りして
しまいます!
皆さんは何を見ますかー?
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