就職試験に落ち続け就職浪人直前の主人公木春由乃。学生時代にノリで登録した
タレント事務所から仕事の依頼を受ける。その仕事はなんと1年にも及ぶ村おこしの
観光大使だった!思わぬ大役に邁進する由乃の奮闘物語です。
アニメ公式ページは↓
http://sakura-quest.com/
ネット配信は↓
ニコニコ動画:http://ch.nicovideo.jp/sakura-quest
Amazon プライムビデオ:(予定)
--- 4行で読む ここまでのあらすじ --- ※2話目
・1年の観光大使。そんな長期の契約だとは知らなかった由乃は、東京へ帰ると
言い始める。そんな折、間野山観光協会の会長が新名物として考案したチュパ
カブラ饅頭がご発注で1000箱も届いてしまう。
・賞味期限のある饅頭を大量にご発注した会長は「これを賞味期限内に全部売れば
1年の契約は帳消しにしてやろう」と由乃に勝負を持ちかける。由乃はこれを
承諾し、契約期間をかけた由乃のチャレンジが始まった。
・とにかく間野山を知ってもらわなければ観光客は来ず、饅頭も売れないということ
で公式ホームページを新たに立ち上げる。それでも客足は増えず由乃は動画を
作成しホームページにアップしたりと色々と試行錯誤を繰り返す。
・結局饅頭は売れなかった。しかし、この勝負を通して観光協会の「四ノ宮しおり」
元女優の「緑川真希」雑学の知識豊富な「織部凛々子」クリエイターの「香月早苗」
の4人と交流を深めることができ、今後の観光大使の仕事に頼もしい人材を得た
のであった。
--- レビュー ---
SHIROBAKOでお馴染みのP.A.WORKSによるオリジナルアニメーション
です。
2話目もよい出来でした。一話の中に起承転結が分かりやすく組み込まれた脚本も
よいですし、新キャラクターをドドンと増やしてもわかりやすい作画も流石です。
さて、エピソードとしては前回が木春由乃が観光協会の大使になるまでで今回は
その脇を固める主要キャラクターのお披露目回といった感じでした。
次々と主要な脇役たちが登場しますが、それだけに終始せず、由乃が少しずつ
ですが間野山の町を好きになっていく様子も描かれています。
具体性のない由乃の「都会で普通じゃない仕事をしたい!」という妄想も、脇役
達が実体験を語ることで少しずつ変化していくようですので、この先の由乃の
心境の変化も楽しみにしようと思います。
--- 総括 ---
最近のアニメのパターンとして登場キャラクターの説明回にやたらと話数を使うと
いうものがあります。
例えば・・・
1話目:主人公登場!主人公紹介エピソード
2話目:ヒロイン登場!ヒロイン(以下同文)
3話目:ライバル登場!(以下同文)
4話目:主人公の妹登場!(以下同文)
5話目:ヒロイン(2)登場!(以下同文)
こんな感じです。
2クールならありだと思います。日常系のような時間軸のない作品なら1クールでも
いいと思います。
シナリオ重視の1クール作品でこれをやってしまうと、話数が足りず結局最後が
「オレ戦エンド」もしくは「超圧縮ナレーションエンド」になってしまいがちです。
その点、本作は紹介エピソードは主人公回と脇役回の2回に圧縮した形になっていて
この後のエピソードで本筋を進めながら各キャラクターの背景を深堀していける
ので良い脚本の構成だなぁと思いました。
--- おまけ ---
↑の例えですが、1~5話までこのパターンなら大体残りの構成も読めますね(笑)
たぶん
6話目 メインシナリオ導入部
7話目 メインシナリオ2話目
8話目 サービス回(水着?温泉?)
9話目 真の敵登場回
10話目 主人公大ピンチ
11話目 メインシナリオ・伏線回収回(もしくは最終回)
12話目 後日談(もしくは最終回)もしくは総集編(途中で作画が間に合わなかった
場合に備えた予備枠)
結局メインシナリオは5話しかないっていうオチです(笑)
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