文化も文明も現実の日本にとてもよく似た異世界のお話です。
現実との違いは「亜人」とよばれる「人」以外の「人類」が存在し、
彼らは端的に言えば「吸血鬼」や「雪女」である。
しかしこの世界では日常に溶け込み「ちょっととがった個性的な人」程度の
認識で普通に暮らしており、その日常を描いた作品です。
アニメ公式ページは↓
http://demichan.com/
ネット配信は↓
Amazonプライム・ビデオにて毎週土曜深夜より独占配信(予定)
--- 4行で読む この回のあらすじ --- ※12話目
・いつものようにひかりが突拍子も無いことを高橋先生に頼んできた。
どうやら学校のプールを1日貸しきりたいとのこと。
・バンパイアは日光に弱い。そんなひかりがプールを日差しの強い学校のプールを
借りたい理由は簡単だった。近い将来、夏本番になれば学校の行事などで
プールに入ることもある。その時にバンパイアだからと変に気を使われたくない
ので先に問題が無いという実績を作っておきたかったようだ。
・高橋は学校側に正式に許可をとり、同じ亜人の雪、京子、そして亜人意外の
数名の女子生徒を招き、さらにサキュバスの佐藤先生も招いた。佐藤先生こそ
普段プールなど入れない亜人であり、女性しかいないこのプールは絶好の
機会であろうという高橋の配慮であった。
・予定では高橋は途中で佐藤先生に付き添い役を任せ、自分は生物準備室に戻る
つもりであったが、京子が水に潜ってみたい言い始めたので残ることになる。
高橋に抱えられて初めて水中を見ることが出来た京子。そんな姿を見て
高橋は思う。「もっともっと亜人ちゃんと語りたい」と。
--- レビュー ---
亜人ちゃんは語りたい12話目になります。
上記のあらすじは相当簡略に書かれています。最終回ですので是非実際に
視聴して頂ければと思います。
さて、普通のアニメでは、水着回といえば「テコ入れ回」として
アニメの中盤(1クールモノでは6話~10話目)くらいに持ってくるのですが
なんと最終回が水着回でした。
視聴した方はお気づきだと思いますが、このアニメの水着回は「テコ入れ要素」が
殆どありません。
亜人達の悩みや語りたいエピソードを表現するのに貸切プールというシチュエー
ションが必要になり、結果的に水着回になっただけという印象でした。
今までのシリーズ構成を踏襲した、ちゃんとしたシナリオで過度に視聴者に
こびない姿勢が好印象なエピソードでした。
終わり方も「アニオリエンド」は選ばず「もっともっと亜人ちゃんと語りたい」と
2期を匂わせる終わり方でした。
日常系の作品なので変にアニメオリジナルエピソードで山場を作って盛り上げて
終わるよりも、いつもどおりのまま終わるという原作を大切にした脚本だった
と思います。
--- 総括 ---
冬アニメレビュー、レギュラーアニメ「亜人ちゃんは語りたい」の最終話です。
水着回。高橋教諭のマッチョボディーを堪能できました(笑)
亜人ちゃんたちが水辺で遊ぶシーンは、3DCGをうまく使われており殆ど
違和感がありませんでした。
3DCGもアニメに馴染んだなぁと改めて感じました。
ディ○ニー作品をはじめ、海外の作品は全てをCGで世界を表現し手描きとの
共存ではなく3DCGによる完全な世界観を作り上げています。
あれはあれで、CGとは思えない躍動的な表現や芝居があって凄いと思いますが
手描きの良さを残しつつ、CGの得意分野を手描きに馴染ませていく日本アニメの
可能性は大きいと思います。
作品の総括は近いうちに「2016冬アニメ総括」で書こうと思います。
この作品風に締めくくるのならば「緑茶さんはもっともっと語りたい」のです。
--- お知らせなど ---
エイプリールフールの記事が雑すぎるとSNSなどで突っ込まれました。
すみません、アイディア出しから掲載まで3時間しかなく、あれが限界でした(汗)
恒例の緑茶ニセプロフィールの掲載も考えたのですが、毎年同じというのも
芸が無いと思い遊び心を出したのですが・・・完全に空回りしました。
さて、言い訳はここまでで掲載スケジュールのお知らせです。
一応、リアルでの落ち着きは取り戻したはずです。来週からは通常の掲載
スケジュールに戻ります。
通常の掲載スケジュールをおさらいもかねて掲載しておきます。
本年度も何卒、よろしくお願い致します。
<通常の掲載スケジュール>
月曜日 : 休載
火曜日 : 掲載
水曜日 : 休載
木曜日 : 掲載
金曜日 : 掲載
土曜日 : 休載
日曜日 : 掲載
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