2017年4月27日木曜日

アリスと蔵六 (一部レビュー)

赤の女王とよばれる不思議な力を持つアリス。彼女は長い間研究所でその能力について
研究されてきた。研究所から外の世界を一度も見たことがないアリスはついに脱走を
試みる。研究所からの追ってから逃れようと見知らぬ町にきたアリスは蔵六という
高齢の花屋に出会う。

 
アニメ公式ページは↓
 
 http://www.alicetozouroku.com/
 
 
ネット配信は↓
 
 AbemaTV:https://abema.tv/timetable/channels/new-anime
 dアニメストア:https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=21533

 ↑どちらも時間指定配信です。

 
 
--- 4行で読む ここまでのあらすじ --- 
 
 
 ・想像したものをすべて意のままにできる能力。そんな能力を持ったアリスは
  研究所に囚われ(と言っても外の世界を知らないので囚われた意識すらない)
  ていた。
   
 
 ・研究所の外には知らない世界が広がっていると知った彼女は、研究所を脱走し
  花屋の蔵六と出会う。蔵六はまがったことが大嫌いの変わり者だが優しい
  老人だった。

 
 ・蔵六はアリスが追われていることを知ると、アリスを保護しアリスの持つ能力の
  強さから個人では保護しきれないと判断する。そして内閣情報室に所属する
  内藤に安全に匿ってほしいと依頼する。
 
 
 ・内藤はアリスの存在を知っていた。しかし蔵六の依頼に内藤は、アリスは世界を
  もっと知る必要がある。だからこそアリスと一緒に暮らしてくれないかと蔵六に
  持ちかけるのであった。
 
 
--- レビュー ---
  
 
  ファンタジー要素の強いアニメです。
   
  
  3話視聴時点では、ヒューマンドラマなのかバトルモノなのかギャグなのか
  いまいち方向性がつかみきれません。
  
  方向性としては異能バトル系ヒューマンドラマのように見えます。
 
  紗名(アリス)が超ど級の世間知らずの状態から、蔵六のしつけによって少し
  ずつ成長していく描写が度々描かれているので最終的にはドラマ要素が
  強くなるのかもしれません。
  
  
  登場人物の作りこみが深く、設定が色々と練りこまれているようです。まだ序盤
  なのであまり判明していませんが、キャラクターたちの仕草や性格が細かく
  かき分けられているので、今後の展開で徐々に明らかになるのでしょう。
  
  
  作画とは裏腹にシリアスな展開なので、日常系のつもりで視聴すると意外に
  重いのでお気を付け下さい。
  
  シナリオ重視の作品なので、ご興味のある方は是非1話目から視聴してみて
  ください。  
 
 
--- 総括 ---
 
 
  前期の「亜人ちゃんは語りたい」の世界感の真逆を描いた作品です。
 
  強力な能力者を積極的に研究して、兵器転用を考える人間がゴロゴロ登場して
  本人の意思を無視して奪い合い気づ付けあい探り合う世界感です。
 
  皮肉なことに亜人ちゃんよりも、アリスの世界観の方が今のリアルに近い
  世界観だと思います。
 
  
  そんな奪い合いの世界で、無骨ながらも優しさを強く抱いている蔵六がアリスに
  干渉することで、世界がどんな化学反応をおこすのでしょうか。
 
  その辺が描かれるとかなり面白い作品になりそうな予感がします。   

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