藤子不二雄Ⓐによる1話完結型のショートストーリーです。
喪黒福造という謎のセールスマンが悩みを持つ人々の前に現れて悩みを解決して
くれます。ところがその行為は親切心というよりも相手を破滅に追い込む罠で
あることが多い。そういうブラックユーモアな作風の作品です。
アニメ公式ページは↓
http://warau-new.jp/
(↑強い開くと強い点滅が発生します。点滅が苦手な方はご注意ください)
ネット配信は↓
ニコニコ動画: http://ch.nicovideo.jp/warau-new
GYAO!: https://streaming.yahoo.co.jp/ctlist/anime/ (予定)
フジテレビオンデマンド:http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/anime/ser5513/
--- 2行で読む この回のあらすじ --- ※1話目
「白昼夢」
・退屈なサラリーマン人生をおくる主人公。昼休みに先輩に誘われてBAR
白昼夢を訪れる。昼間から酒を飲み女性を囲む背徳感に刺激を覚えたころ
喪黒福造とであう。喪黒は更なる刺激を得るために強い酒を勧める。
「ご利用は計画的に」
・主人公はOL。意地の悪い女性社員から嫌がらせを受けてストレスがたまる。
彼女のストレス発散方法は買い物。とにかくカードで高級なものを買って
しまうのだ。しかしある日、ついにカードは限度額となり買い物ができなく
なってしまう。そこへ喪黒福造が現れて支払いの必要が無いカードを主人公に
手渡した。
--- レビュー ---
オチが大切なショートストーリーなので、上記のあらすじも「オチ部分」は
伏せておきます。
ただ、本レビューを読み進めるとなんとなくオチが分かってしまうと思います
のでオチを知りたくない方は先に視聴してからご覧ください。
さて、本作は1989年に放送されたアニメの新作です。
1話読みきりのオムニバス形式のため時系列がなく、続編なのかリメイク
なのか判りません。(白昼夢が前作にもあるのでリメイクだとは思います)
しかし1話1作品目の冒頭から何の紹介も無く喪黒福造がサラッっと出てくる
ので前作を知らないと少し戸惑うかもしれません。
でも大丈夫です!
この作品は前作でも喪黒福造が具体的に何者かは描かれていません。
性格も不安定で、主人公を普通に手助けすることもあれば、今回の白昼夢の
ように無理やり窮地に追い込んだりします。
そういう不安定な存在であることが作品魅力であり、各話の結末が読めず
シナリオに引き込まれる魅力になっていると思います。
--- 総括 ---
さっそく2017年春アニメの第一弾、一部レビューです。
なつかしの笑ゥせぇるすまんです。
「ドーン!」で有名なブラックユーモアに溢れる作品です。
作画も前作の古っぽい懐かしい感じと、今風の作画をうまく融合したような
感じで、前作のファンが見ても違和感が少ないと思います。
声優は前作の大平氏が故人であるため、玄田哲章に交代しています。
大平氏の抑揚のある口調とはまた違う感じになっていて、声に関しては
(良い悪いではなく)慣れるまで違和感がありそうです。
ドラえもんの声優交代でも感じましたが、やはりキャラクターの声はキャラの
個性の一部なので変わってしまうと違和感があるのは仕方ないのことだと
思います。
そういう観点で考えると、声優の仕事はキャラクターの個性を原作(もしくは
脚本)から如何に掘り起こしてセリフに乗せるというとてもテクニカルな
仕事なのだと改めて思います。
本作は1話完結で一部レビューに起こしやすそうなので、また機会があれば
掲載したいと思います。
--- お知らせなど ---
本来であれば、2017年3月活動レポートの掲載日ですが諸事情により
明日の掲載となります。
あすの記事も是非、よろしくお願い致します。
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