ニートの青年27歳が、見た目だけ高校生に若返る薬の実験台となる。実験内容は該当薬品を
使用した社会復帰プログラム「リライフ」。薬品の力で高校生に戻った主人公は2度目の
高校生活を始めることになった。
原作はWEB漫画 comico です。↓
http://www.comico.jp/articleList.nhn?titleNo=2
アニメ版公式サイトは↓
http://relife-anime.com/
--- 5行で読む この回のあらすじ ---
・玉来と狩生の出会いのエピソード。中学時代の玉来は他人とは違う自分の「運動の能力の
高さ」にコンプレックスを持っていた。
・高校では「楽しく」バレーをするために「手加減」して体験入部する。しかし中学時代の
玉来を知る狩生が現れて「本気をだせ、私がライバルになる」と元気づけた事が切っ掛け
となり、玉来は「部活を全力で楽しく」狩生と過ごせたのだった。
・しかしその3年間の部活動の最後の試合。狩生は玉来の不注意でケガをして出場が難しい
状況になる。自分のせいで狩生の最終試合を奪ってしまった。そう自責する玉来は最終
試合でも実力が出せず、相手にリードを許す。
・新太と日代は狩生を試合会場に連れてこようと、狩生の家に向かう。試合に出たい気持ちと
練習不足と玉来への感情に挟まれて身動きが取れない狩生。日代と新太は「みんな待って
いる。試合に出ろ」と狩生の背中を押すのだった。
・最終セット。ギリギリで狩生は試合会場に到着する。すぐに試合に臨むものの敗退。
狩生と玉来を含む「3年生のバレー生活は、ここで幕引きとなる」しかし狩生が現れた
ことで玉来と狩生の亀裂は修復され「大学生でのバレー生活を誓い合い」日代に大きな
感謝をするのであった。
--- レビュー ---
学園青春アニメに戻った感じの第10話です。
この作品らしいお話になりました。
ReLifeの部分は極力抑えて「狩生と玉来」の葛藤と成長を描いています。
もともと、この「狩生・玉来編」は玉来の中学時代のトラウマと新太・日代が持つ過去の
トラウマを重ね合わせて表現し、新太と日代がそれぞれ自分の過去にリベンジするという
のが大きな骨格です。
なので、本来であれば新太と日代が過去のトラウマに引きずられることなく、相手(玉来)に
対して行動を起こした時点で物語としては着地しているわけです。
でも、この作品はそれはそれとして、ちゃんと「狩生と玉来」の亀裂も「ReLife抜き」で
青春アニメらしい爽やかな結末を描き、キャラクターも成長させてしまうあたりに
作者のキャラクターへの愛情を感じます。
--- 総括 ---
区切りの良い「狩生・玉来編」の最終話でした。
残り3話です。
次回のシナリオは1話~6話までを担当されていた横手氏にもどるようです。横手氏と
いうとかなり原作に忠実に描くというイメージがありますが、残り3話のうち次の
「過去トリップ」1話のみの担当なので、どのようなシナリオになるのか楽しみです。
次回は「過去トリップ」というくらいですから、新太の過去の話がメインになるので
しょうか。新太と日代の(禁断の?)関係も少し進展すると面白そうですね。
ちなみに今回のエンディング曲は「I WiSH」の「明日への扉」でした。
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