2016年2月4日木曜日

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 16話 「炎龍再び」

 本作の2期目となります。異世界と日本がGATE呼ばれる門で繋がり異世界の
 軍隊(帝国軍)が侵略戦争を日本に仕掛ける。
 しかし文明の差は歴然で自衛隊の圧勝により、異世界の軍隊は撤退を余儀なくされる
 日本は反撃を好まず、異世界の統治国家にあたる「帝国」との講和を推進するの
 だった。 
 
 
【あらすじ】 
 
 アルヌスのキャンプ村にある酒場でウエイトレスとして働いていた「デリラ」
 実はイタリカから送り込まれたスパイ(密偵)であった。
 
 だが、イタリカと自衛隊の関係は良好であったことから、デリラの密偵としての
 活動も穏やかな「盗み聞き」程度であった。
 
 そのデリラにテューレの策略により、偽の指示書が届く。「ピニャの命により
 日本人の生き残りである「ノリコ」を抹殺せよ」と。
 
 デリラは暗殺者としての化粧をし、ノリコの元へ向かう。その頃ノリコは両親が
 「銀座事件」で行方不明になっており、恐らくは死んでいるという現実を知り
 自暴自棄になっていた。
 
 デリラによるノリコ殺害の犯行現場に柳田が遭遇する、戦闘の末、柳田・デリラ
 二人とも重傷となり、ノリコは命を落とさずに済む。
 
 酒場の主からデリラの身分を知った自衛隊は、すぐにこれが「偽装された指示で
 ある」と調査を開始する。イタリカの執事が手引きをしたことが分かり、調査の
 手がゾルザル(テューレ)にまで伸びる。
 
 一方伊丹は、ダークエルフの「ヤオ」の住んでいる集落まで到着。そこで再び
 炎龍と遭遇する。
 
 激しい戦火の末、伊丹とテュカの放ったバズーカに驚き炎龍は去って行った。
   
 
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【感想】
 
 Aパートが「帝都内紛編」と言った形でBパートが「炎龍編」と綺麗にABで
 役割の違う構成のお話でした。
 
 Aパートは狡猾なテューレの策略と、「おかしい」と思いながらも指示には従う
 デリラの忠誠心が分かりやすく書かれています。
 
 柳田とデリラの戦闘シーンは珍しく自衛隊側に重傷者を出す結果に。異世界VS
 自衛隊で自衛隊側が被害者を出すのは「銀座事件」以来じゃないでしょうか。
 
 この戦いを見る限り、身体能力は異世界人の方が格段に上で、肉弾戦の1Vs1
 では銃を持ってしても制圧するのが難しいという見かたで間違いないようです。
 
 Bパートの見所は2つ。
 
 1つは航空自衛隊VS炎龍のファーストコンタクト。今回は炎龍の性能測定が
 メインのため戦闘にはなりませんでしたが、こちらも炎龍の方が飛行、旋回能力
 装甲に優れ、1Vs1では航空自衛隊の方が分が悪そうでした。
 
 2つめは伊丹パーティVS炎龍です。こちらはガチンコ勝負でしす。戦力として
 援護にダークエルフ数名も弓で参加しました。
 
 しかし、マシンガンでも歯が立たない相手に弓などダメージが入るはずもなく
 戦力としてはレレイの魔法とロウリィの直接攻撃に頼るスタイルでした。
 
 その戦力も、レレイの魔法は早すぎる炎龍の動きに照準が合わず、中々放てない。
 ロウリィの斧も飛空する炎龍には深くあたらない。とダメージソースとしては
 不十分の模様。
 
 結局、伊丹がテュカと「父の敵を討て!」とバズーカを発射し外れたものの
 撃退には成功した形でした。
 
 どちらのパートもCGを巧く使った綺麗な描写で、見ていて爽快感のあるアニメに
 なっていました。戦闘機のシーンはもちろんですが、炎龍も中々の「生物感」の
 ある動きになっており、CGのクオリティの高さに大満足でした。
        
 
総括>>
  
 炎龍編は、帝都内紛編と同時並行で描かれるようです。30分という枠の中で
 2つの物語を同時平行させるのであれば、その脚本や表現の方法にも注目して
 見ていきたいと思います!
  
 最新話の動画はコチラ↓
 http://ch.nicovideo.jp/gate-anime

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