2016年2月13日土曜日

ルパン三世 第18話「始まりの晩餐」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
第2クールに突入です。
 
 
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18話
【あらすじ】
 
 ある日、ミラノの町中にルパン一味を描いた落書き事件が発生する。
 
 落書きは、ルパン・次元・五エ門・不二子・銭形・レベッカ(と執事)・ニクス・パーシバル
 (MI6の上長)のそれぞれの肖像画で、自宅など本人の馴染みの深い場所に書かれていた。

   犯人はルパン一味ではなく鏡文字で「レオナルド・ダ・ヴィチ」と署名されていた。
 
 ルパン達はその意図を読み取り、名画「最後の晩餐」が展示してある美術館に
 忍び込む。
 
 美術館には、招待客の名札が置かれたディナーテーブルが用意されていた。
 
 ルパンたち招待客は、真犯人の狙いを探るためにあえて誘いに応じテーブルに
 つく。
 全自動で配膳される料理に込められた真意をルパンは看破し、真犯人がMI6に
 よって蘇らされた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」であることを見抜く。
 
 真実が露見してしまったため、MI6のロブソンはMI6に緊急突入を指示する。
 
 乱戦の中、ルパンは別室にいたダ・ヴィンチに出会い、直接目的を問う。
 
 ダ・ヴィンチはこう答えた

 「この世界を設計しなおす」と。
  
  
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【感想】
 
 モナリザ編というより、ダ・ヴィンチ編とした方が正しいようなので、今後は
 ダ・ヴィンチ編と表記します。
 
 コレまでの一話完結型から一転し、シリーズモノのダ・ヴィンチ編は一話丸まる
 使って丁寧に、ダ・ヴィンチの復活の背景や、主要登場キャラクターの立場を
 説明する回になりました。
 
 最後の晩餐の構図にあわせてキャラクターたちを座らせて、ルパンが推理する形で
 進められるのですが、そのシーンは尺を長めに丁寧に書かれており、ダ・ヴィンチ編
 の導入部としては120点満点の出来栄えだとおもいました。
  
 脚本だけではなく、アニメの描画も丁寧でルパンたちの肖像画もアニメ的にシンボル
 化した表現ではなく、「アニメのキャラクターを作品の世界観の中で絵画にした」と
 感じられる良い出来栄えでした。
 
 ダ・ヴィンチがMI6から逃走するシーンも非常に良く出来た動画になっていて
 ホバークラフトのようなダ・ヴィンチの乗り物は細部まで良く作られています。
 
 また、その横を追走するルパンは躍動感のある、非常にルパンらしい良く出来た
 動画になっていました。
  
 新シリーズ突入となったルパン2015は、シナリオ・演出・アニメとあらゆる面で
 さらに力作になっていくようです!
 
               
総括>>

 1クール目の伏線を回収し、MI6が物語りの表舞台に戻ってきました。しかし
 どうやら「ニクス」は組織から脱退しているようで、今回の事件も「巻き込まれ」
 のようでした。
 
 次回もMi6を中心に事件が発生し、ニクスなどの新キャラも引き続き登場してい
 くようです。   
  
 このルパン2015の新キャラクターはとても魅力的なので活躍が非常に楽しみ
 です!

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