2016年2月18日木曜日

ルパン三世 第19話「龍は静かに眠る」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
第2クールに突入です。
 
 
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19話
【あらすじ】
 
 MI6のエージェントの名簿が納められたCD。通称ドラゴンテイルがMI6
 から盗みだされた。
 
 盗んだのはフォックスという男で、傭兵集団を率いている悪党。かれはこの
 ドラゴンズ・テイルを売りさばいて大金をえようと考えていたのだ。
 
 この盗み出されたドラゴンズ・テイルに目を付けたルパンは、フォックスの
 アジトに早々に潜入し、CDを盗み出す。
 
 だが、ドラゴンズ・テイルを奪還に来た元MI6のニクスと鉢合わせ、二人とも
 フォックスにつかまってしまう。
 
 ニクスの忠告を無視してフォックスがドラゴンズ・テイルの暗号化を解除。すると
 MI6の自動防衛システムが作動し、ステルス戦闘機による空爆がフォックスの
 アジトに降り注ぐ。
 
 フォックスはこの空爆で絶命。そのあと、突入してきたMI6本体にフォックスの
 部下も皆殺しにされるなか、ルパンはニクスとともにMI6の部隊を撃退。
 
 ニクスは家族の命を盾にMI6に脅迫されて働かされていた。それを知ったルパンは
 ニクスが死んだことにして穏便に済まそうとするが、家族の危険を察知したニクス
 がパーシバル(MI6の上司)の元に向かう。
 
 パーシバルはニクスの予想通り、ニクスの家族を殺そうとした。激昂するニクス
 だが、そこにダ・ヴィンチが現われてニクスを追い返し、ダ・ヴィンチが
 パーシバルを殺めるのだった。
  
  
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【感想】
 
 ダ・ヴィンチ編序章という感じです。
 まず注目はニクスVSパーシバルのアクションシーンです。
 
 劇画調のタッチを巧みに使用して、細かくヌルヌル動くアニメーションではなく
 迫力のある数秒のアクションカットを、いくつも連続でつなぎ合わせることで
 ルパンらしい芸術的なバトルシーンになっています。
 
 最近の多くのアニメのようにCGを使って、猛烈にヌルヌルそして精密に動く
 アクションシーンも好きなのですが、ルパンの作風を考えると、この演出方法が
 最高にマッチしていると思います。
 
 物語としては、MI6の上司であるパーシバルが退場となりました。パーシバルは
 ニクスとMI6をつなぎとめる存在であったので、彼の退場によりニクス=MI6
 の図式は崩れて、ニクスは晴れてフリーとなりました。
 
 今後、MI6を離れたニクスとルパンがどういう接点をもってダ・ヴィンチ編が
 完結に向かっていくのか、そして!
 
 今回は出番がなかったレベッカが、今後どのようにダビンチ編に絡んでくるのか
 楽しみにしたいと思います。
 
  
               
総括>>

 ルパン2015は基本的に脚本も作画も情熱のこもった良作なのですが、2クール目
 のメインシナリオである「ダ・ヴィンチ編」の回はさらに製作陣の気合を感じます。
 
 あのタッチをアレだけ動かすのですから、アニメーターの技術にも感服します。
 
 そして、次回予告はルパンが盗難車でドライブ?のようです。もしかすると日常回
 に見せかけたダ・ヴィンチ編かも知れませんし、熱い話のあとの箸休めとしての
 日常回なのかも知れません。・・・どちらにせよ、とても楽しみです!
  

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