30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
第2クールに突入です。
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19話
【あらすじ】
MI6のエージェントの名簿が納められたCD。通称ドラゴンテイルがMI6
から盗みだされた。
盗んだのはフォックスという男で、傭兵集団を率いている悪党。かれはこの
ドラゴンズ・テイルを売りさばいて大金をえようと考えていたのだ。
この盗み出されたドラゴンズ・テイルに目を付けたルパンは、フォックスの
アジトに早々に潜入し、CDを盗み出す。
だが、ドラゴンズ・テイルを奪還に来た元MI6のニクスと鉢合わせ、二人とも
フォックスにつかまってしまう。
ニクスの忠告を無視してフォックスがドラゴンズ・テイルの暗号化を解除。すると
MI6の自動防衛システムが作動し、ステルス戦闘機による空爆がフォックスの
アジトに降り注ぐ。
フォックスはこの空爆で絶命。そのあと、突入してきたMI6本体にフォックスの
部下も皆殺しにされるなか、ルパンはニクスとともにMI6の部隊を撃退。
ニクスは家族の命を盾にMI6に脅迫されて働かされていた。それを知ったルパンは
ニクスが死んだことにして穏便に済まそうとするが、家族の危険を察知したニクス
がパーシバル(MI6の上司)の元に向かう。
パーシバルはニクスの予想通り、ニクスの家族を殺そうとした。激昂するニクス
だが、そこにダ・ヴィンチが現われてニクスを追い返し、ダ・ヴィンチが
パーシバルを殺めるのだった。
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【感想】
ダ・ヴィンチ編序章という感じです。
まず注目はニクスVSパーシバルのアクションシーンです。
劇画調のタッチを巧みに使用して、細かくヌルヌル動くアニメーションではなく
迫力のある数秒のアクションカットを、いくつも連続でつなぎ合わせることで
ルパンらしい芸術的なバトルシーンになっています。
最近の多くのアニメのようにCGを使って、猛烈にヌルヌルそして精密に動く
アクションシーンも好きなのですが、ルパンの作風を考えると、この演出方法が
最高にマッチしていると思います。
物語としては、MI6の上司であるパーシバルが退場となりました。パーシバルは
ニクスとMI6をつなぎとめる存在であったので、彼の退場によりニクス=MI6
の図式は崩れて、ニクスは晴れてフリーとなりました。
今後、MI6を離れたニクスとルパンがどういう接点をもってダ・ヴィンチ編が
完結に向かっていくのか、そして!
今回は出番がなかったレベッカが、今後どのようにダビンチ編に絡んでくるのか
楽しみにしたいと思います。
総括>>
ルパン2015は基本的に脚本も作画も情熱のこもった良作なのですが、2クール目
のメインシナリオである「ダ・ヴィンチ編」の回はさらに製作陣の気合を感じます。
あのタッチをアレだけ動かすのですから、アニメーターの技術にも感服します。
そして、次回予告はルパンが盗難車でドライブ?のようです。もしかすると日常回
に見せかけたダ・ヴィンチ編かも知れませんし、熱い話のあとの箸休めとしての
日常回なのかも知れません。・・・どちらにせよ、とても楽しみです!
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