就職試験に落ち続け就職浪人直前の主人公木春由乃。学生時代にノリで登録した
タレント事務所から仕事の依頼を受ける。その仕事はなんと1年にも及ぶ村おこしの
観光大使だった!思わぬ大役に邁進する由乃の奮闘物語です。
アニメ公式ページは↓
http://sakura-quest.com/
ネット配信は↓
ニコニコ動画:http://ch.nicovideo.jp/sakura-quest
Amazon プライムビデオ:(予定)
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- ※16話目
・会長は病院を抜け出し車で再び桜池に赴き、事故を起こして再度入院となる。
由乃達は会長が何を隠そうとしているのか調べ始めた。そこには丑松会長を
始め、商店会の織部(凜々子の祖母)毒島(通称ドク)の過去に理由があった。
・過去、丑松達はバンドを組んでいた。しかし50年前も間野山はド田舎でバンドに
興味を持つ人も少ない。そこでドクの東京進学を機会に丑松と織部も間野山を
出てメジャーになりたいと考えた。だが丑松は東京でメジャーになることに
疑問を抱き間野山に残る。東京ではなく間野山の人々を目覚めさせてやろうと。
--- レビュー ---
SHIROBAKOでお馴染みのP.A.WORKSによるオリジナルアニメーション
です。
池干し編後編です。
なんと丑松・毒島・千登勢回でした。若かりし日の熱い3人の青春時代。丑松は
未熟ゆえの暴走で間野山の伝統的なお祭りを中止に追い込んでしまう。
この時の残骸が池に沈んでいたので隠ぺいしたかったようです。
率直な感想では、ちょっと丑松の行動と動機に温度差があるシナリオでした。
黒歴史を隠ぺいしたい気は分かりますが、会長なら黒歴史すら武勇伝にしてしまい
そうな気がします。それをコソコソ処分するようなキャラではないと思うのですが
みなさまはどう感じましたでしょうか。
といってもそこはシナリオの導入部ですから、多少強引でも全体的には面白い
脚本でした。
やっと丑松と千登勢の犬猿関係の真相が明かされました。丑松を信頼していた
千登勢からすれば裏切られたという思いは相当だったのでしょう。
こちらはかなり納得です。
50年前のバンドですが名前の付け方も絶妙で
丑松=うしまつ=うし=ビーフ
毒島=どく=ポイズン
織部千登勢=おりべちとせ=おりべ=オリーブ
と、いかにもアメリカ文化に憧れた昭和前半世代がつけそうなネーミングです。
とりあえず名前をいじって横文字にしてしまえみたいな感じが如何にも感です。
--- 総括 ---
さてさて、池干し後編です。
メインは過去の3人組のエピソードでしたが、しっかり町おこしとしての次の課題
も発生しました。
しかもタイトルにある「クエスト」っぽいアイテム探しが始まるようです。
RPGでありそうなシチュエーションですね。
「XX年前に失われし伝説のXXを探しだし、今こそXXを復活させるのだ!」
これです王道パターンですね。
作風的に急にファンタジーには傾かないと思うので、シチュエーションは王道でも
シナリオはファンタジーのテンプレではなく、サクラクエストらしいオリジナリ
ティーに溢れた展開になると予想され、期待が膨らみます。
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