2017年3月9日木曜日

幼女戦記 (一部レビュー)

部下を容赦なく切り捨てるサラリーマン。しかしその慈悲の無い行動は部下の心を
汚し衝動を引き起こす。切り捨てた部下に殺されてしまった主人公。死の瞬間に
彼が見たものは自称「神」を名乗るもの。慈悲の無い彼の行動に信仰心を芽生えさ
せるため、神は彼を世界大戦に突入する異世界へ転生させた。 
   
 
アニメ公式ページは↓
 
 http://youjo-senki.jp/
 
 
ネット配信は↓

 (1話目無料)
 ニコニコ動画:http://ch.nicovideo.jp/youjo-senki
 DMM:http://www.dmm.com/digital/anime/-/storylist/=/category=kadokawa/contents=youjosenki/
 JCOM:http://jvod.myjcom.jp/series/JVOD0000200060748200?preL=anime&preM=sf
 
--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※1~8話目
 
 ・ターニャ・デグレチャフ。これが転生した主人公の名前だった。転生前の
  記憶は残っており、自分が神と名乗る物体に転生させられたことも覚えていた。
  幼い少女の体になってしまった主人公。だがターニャは神への反抗を決意する。
  
 ・ターニャの基本姿勢は転生前のサラリーマン時代と変わっていなかった。他人は
  皆弱者であり踏み台。自身の保身が最優先で「正論」と「ルール」を武器に
  転生した世界、大戦の世界でも強く生きていく。
 
 ・またターニャには、転生後の世界でも重宝される能力「魔道適正」があることが
  判り航空魔導師としてエリート街道へと突き進む。転生前の近代的な思考を
  持ってるターニャは大戦の世界での保身のために、後方勤務になるように
  意図的な行動をとる。
 
 ・しかし安全な地で穏やかにすごす事を神は許さなかった。ターニャが転生して
  から10年程度は静観に徹した自称神。だがターニャには信仰心は芽生えず
  それどころか他者に敬意も払わない。
 
 ・みかねた自称神は、大戦の世界に直接介入を始める。戦火は拡大しターニャの
  住む帝国は多くの国々と交戦状態となっていく。そのためターニャは何度も
  死地へと送られる。それでも芽生えるのは自称神への憎悪だけであった。
  
   
--- レビュー ---
 
 幼女戦記の一部レビューです。
 
 冷静で冷酷な保身優先のサラリーマンが、人心を失い結局破滅するところから
 始まります。
 
 保身のためにルールと正論を振りかざし弱者を叩いた主人公。
 結局弱者に殺されて、転生するわけです。
 
 かなり過激な描写が多い作品ですが、作画の質もよくテーマであるターニャ最強を
 ゆるぎなく描かれているのである種爽快な作品です。
 
 キャラの書き分けが極端なのが特徴で、キャラデザの統一感をメインキャラだけ
 別格扱いにしているので、アニメなれしていない視聴者が見ても顔とキャラクターを
 紐付け安い作画です。
   
 感覚的にはFTAなどソーシャルゲームのキャラクターみたいです。
  
 色んな絵師(デザイナー)がひとつの作品にキャラを提供しているような
 感覚です。
 
 最近は美人(美男子)ばかりとか、髪型が変わっただけで誰だか判らなくなるよう
 な作画が増える中、ちゃんとキャラを掻き分けてるところが好印象です。
 
   
--- 総括 ---
  
 恐らくタイトルでとても損をしている作品です。
 
 いかがわしい感じがあふれているので、視聴前に敬遠されがちな名称ですが
 内容はガチガチの主人公最強ストーリーです。
 
 オーバーロードという作品に近い類で、とにかくどんな厳しい条件下に陥っても
 主人公が圧倒的な強さでそれを駆逐していくスタイルです。
 
 また、舞台が異世界という前提ながらヨーロッパ風に描かれているので前期の
 アニメ「終末のイゼッタ」の敵側視点のような感じも受けます。
 
 作中でも「エイルシュタット風な国」が登場し、圧倒的戦力差であっという間に
 首都まで侵攻されてしまうあたりもイゼッタぽさを感じました。
 
 イゼッタを視聴していた方は、一度見てみると意外と楽しめるかも知れません。
 
 
--- 編集後記 ---
  
 花粉で集中できず、満足のいく記事になりませんでした。
 伝わりづらい記事で申し訳ないです。 m(_ _)m
  
 明日は最近緊急休載の多い魔の金曜日。ちゃんと掲載できるようにがんばります!

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