こんばんわ!
管理人の緑茶です!
本日は先日まで連載していた「火曜は本の日」シリーズの裏話を掲載しようと
思います。
まず、今回掲載した短編3作は某公募に応募するために執筆された小説です。
そのため、3作とも同じテーマで書かれています。
結局公募にはこの小説ではなく、別の小説で応募しました。
実質的には本サイトでの公開が初公開となります。
掲載に当たって文字数を大幅に削りました。人物や情景の描写が少なく会話中心の
作風になっているのは、その辺の描写をゴッソリ消して必要最低限の描写だけ
残したためです。
その結果、ムダが省かれて今見直すと今回掲載した「作者カット版」の方が元の
「公募版」に比べてテンポが良く面白いような気がしていますが、如何でした
でしょう。
今回のテーマでのネタ作りはどの話も骨格ができるまでとても大変でした。
私は特に「怠惰な運転手」の話が気に入っているのですが、これは本当に苦労しま
した。
怠惰な運転手なわけですから、本来は「働かずに出産をまつ」のが「怠惰な部分」
だとおもうのですが、それではお話にならないので「妻が妊娠直前なのに、勤勉に
働きつつ、でも怠惰」というキャラクター作りに1週間くらいかかりました。
結果的に↓のようなキャラクターデザインとなりました。
(※作中では使われなかった設定も含まれています。興味がなければ読み飛ばして
ください。)
■怠惰な運転手■
主人公2:
氏名:田中 草道 (たなか くさみち)
性別:男
血液型:O
年齢:30代
愛称:たなか(同僚・友人)
みちくん(妻)
みちちゃん(母・父)
オマエ(兄)
嗜好:タバコ・コーヒー(砂糖多目)・ガム
長所:やさしい・妻が一番・1日中運転しても疲れない
短所:無気力・短気・他人の印象を気にしない
趣味:スマホゲー(おもにパ○ドラ)FTAのように考えるのは苦手
容姿:やや痩せ型、無精ひげ、目つきはややタレ目でやさしいが目の奥に生気がない
経歴:公立緑茶小学校卒⇒公立緑茶中学卒⇒私立緑茶学園卒⇒3浪し就職。
上司とケンカを繰り返し退職⇒タクシー会社に就職⇒結婚
特徴:相手の意見をネガティブに捕らえ、相手の意思を確認せずにキレる
面倒な性格。しかし、根はやさしく子供好きで悪い人間ではない。
語尾:「~ですよ!」「~ですなぁ」「~ですぁ」基本的に江戸っ子風。
「!」と「よ」と「ぁ」が多い。
■ここまで■
この数行を設定を書くのに1週間ですから、苦労の程が伝われば嬉しい限りです。
また、裏話としてぴったりなのが、最後の「バレンタインデー」です。
このお話、当初の掲載スケジュールから遅れて本当のバレンタインデー当日に掲載
されました。
そのため、DQXのチムメンやリアフレから「タイミングを合わせるために日程を
調整したんだろう」と疑いをかけられたわけですが、本当に書き直しが発生して
遅れました(汗)
具体的には・・・
本来のバレンタインデーのお話は4つのシーンに分かれていました。
Aパート:平助と浜がバレンタインデー前日に徹夜で仕事。非常階段でタバコを
吸いながら仕事の愚痴を言っていたらバレンタインの話になる。
Bパート:帰宅途中、昨晩聞いた話に奮起した平助が小賢しい小芝居を考える
Cパート:帰宅後、小芝居で予想外に嫁が激怒。あわてて取り繕うと、お返しに
利子を付けるという変な方向になる。
Dパート:オチパート。嫁が何か得体の知れないものを用意してたと察して、
ありとあらゆる高額商品をプレゼントとは「認めない」と逃げまくる平助。
しかし、プレゼントは思いがけないもので、ちゃんと利子が発生する
条件を満たしていて平助驚愕。
こうなってました。
このAパートが問題になりました。平たくいうと「リアルに書きすぎました」
知ってる人が読めば、どの業界のどの程度の会社の話なのか予想が可能で、そのまま
掲載すると、最悪の場合は管理人がお手伝いに行っている企業まで特定されそうな
描写でした。
私自身もちょっと気がかりだったので事前に見てもらったところ「これはちょっと」
となってしまいました。
その対応として、AパートとBパートを結合して「リアルな描写」を削除するのに
時間がかかったのが実態です。
結果的に、うまいことバレンタインデーにバレンタインの話が重なったのは偶然です
そこまで管理人は計算高くないのでご安心ください(笑)
では、火曜は本の日は最終回を迎えましたが、また公開できそうな小説がかけました
ら掲載していきますので、今後ともご贔屓によろしくおねがいします!
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