2016年12月8日木曜日

終末のイゼッタ 第9話「ゼルン回廊、燃ゆ」

西暦1939年、ゲルマニア帝国は隣国への侵略を開始した。侵略の魔の手はフィーネ
姫の住む小国「エイルシュタット公国」にも伸びる。姫は病床に伏せる父(元首)にか
わり国を守るために奮戦するが窮地に陥る。その時、魔女イゼッタと出会うのであった。
 
リアルな世界観に「魔女」というファンタジー要素を盛り込んだオリジナルTV作品です。

アニメ公式ページは↓
 http://izetta.jp/

ネット配信は↓
 http://ch.nicovideo.jp/izetta (ニコニコ生放送:1話・最新話無料)
 https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1CINO9 (Amazonビデオ:1話目のみ無料)
 https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=21107(dアニメストア)

--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※9話目
 ・ゲルマニアのスパイを追撃し撃退したエイルシュタットの近衛。しかし、国内に潜んで
  いた別のゲルマニアのスパイの手によって魔女の秘密は漏れてしまう。
 ・スパイ事件の後、しばらく平穏だったエイルシュタットに今度は「対魔女兵器」を携えて
  ゲルマニアが再び侵攻を開始した。
  
 ・予想される開戦ポイントで待機するイゼッタ。しかしゲルマニアは予想外のポイントから
  侵攻を開始。魔力の力が強い場所であることからイゼッタが急遽迎撃の増援に向かう。
  
 ・侵攻してくるゲルマニア軍を発見したイゼッタは直ぐに攻撃行動をとる。だがそこに
  もう一人の魔女が現れてイゼッタの行動を阻む。
  
 ・激しい攻防のすえ、深追いしたイゼッタは魔力の使えないところに誘い込まれて
  もう一人の魔女に大敗を喫す事になってしまう。
 
  
--- レビュー ---
 
 イゼッタ9話目になります。
 
 ついにゲルマニア側にも「魔女」が現れました。しかも科学の力で甦った「伝説の白き
 魔女本人」だそうです。
 
 彼女の持つ杖には、例の「旧城跡の魔女の間」から発見された「魔石」が埋め込まれて
 おり、通常の魔女に課された制限「魔法の使える場所は限定される」は適用されず
 自由に魔法が使える模様。
 
 これによってゲルマニアとエイルシュタットの軍事バランスは大きく変化します。
 
 もともと、兵器の性能・物量で勝るゲルマニア帝国。しかも指揮官も優秀です。
 
 エイルシュタットが一方的に蹂躙されずに戦えていたのは「魔女の力」が性能・物量・
 人材すべての「不利要素」を強引に拮抗させていたからに他なりません。
 
 その「魔女の力」でもゲルマニアに敗北してしまったエイルシュタット。
 
 なんと、1話にして首都ランツブルックは陥落してしまいました。
 
    
--- 総括 ---
 
 意表を突く驚愕の展開になりました。
 
 9話目冒頭で「宮殿の雰囲気も明るくなった」と語られていたエイルシュタットの首都が
 9話目の最後で陥落してしまいました。
 
 もっとねちっこく「ヘイト」を溜めるエピソードがくるかと思っていたら、予想外に
 物語はハイスピードに進むようです。
 
 しかし…ここまで一方的にエイルシュタットとゲルマニアに戦力差がついてしまうと
 簡単に覆すのは難しい感じですね。
 
 しかも残り話数も少なくなってきたので、これは(ゲルマニアの)自爆エンドや全世界を
 味方に付けた大逆転エンドもありそうな予感がしてきました。
 
 展開の読めない本作品、次週も楽しみに待っていようと思います!!
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿