このブログは概ねテキストのみで構成され、管理人が見たアニメやニコ生、ゲームなどの 感想を残しているものです 毎週 火・木・日 更新ですが、不意にそれ以外の曜日に更新したりします。 ■リンクフリーではありません!!■(詳しくは本サイト内へのリンクやURL掲載についてをみてね)
2016年12月29日木曜日
年末企画【その1】 やってみましょうか・・・陶芸。
こんばんわ!管理人の緑茶です。
本日の記事は年末年始・特別企画の第1弾です!
年末年始の記事は、普段のアニメ・ゲームだけではなく、色々なテイストの記事を掲載して
いきますので、よろしければ是非!
■はじめに■
大皿欲しくないですか?それもプラスチックや金属製ではなく、高級感のある陶器の大皿。
友人が家に来た時にテーブルの中央を飾れる一皿。そんなに使う機会はなくてもあると嬉しい
もの、それが大皿です。
でも、高いんですよね。
有田焼とか、伊万里焼とか。
そして大きさも中々「コレだ!」とジャストサイズの大皿を見つけることが難しく、見つけたと
しても「絵がチョット」なんて事もよくあります。
ならば作ってしまえばいいじゃないか!
これが今回のお話です。
■お金をかけたくない■
「皿を作る」
順当に考えると、焼き窯が必要です。そんなものを買うくらいならオーダーメイドの有田焼を
買います(笑)
なので、焼き窯は使いません。焼き窯の替りに家庭用のオーブン(160℃~180℃)で
焼ける陶芸用粘土を使います。
これで焼き窯は不要です。
次に思い立つ専用器具としては「ろくろ」です。
映画ゴーストの冒頭シーンで、主人公とヒロインがやたらとお色気たっぷりに使っていた
自動で粘土を回転させる台です。
しかし、このろくろ。実は「必須じゃないんです!」ろくろは、粘土を回転させて綺麗な円を
作る道具です。
なので、まず作りたい大皿が「角皿」だったら使いません。
今回は円形の皿を作りますが、ろくろを使わず「てびねり」という方法で作成します。
これでろくろは不要です。
さて、最後に思い立つのは皿の材料。つまり粘土です。
こればっかりは買わなければいけません。
そしてココが、この皿作りのキモです。
この陶芸用の土は100円均一などでも売っています。しかし、大皿にするにちょっと強度が
足りないのです。
ここだけはちゃんとした土を買いましょう。
と言っても、400g500円位の土です。大皿なので2つ購入し800g用意します。
忘れがちなのが「仕上げ剤」です。「ニス」とも言います。
皿として使う場合、上に水分や油分が乗りますからコーティングしないと陶器に染み込んで
しまいます。
なので、コーティングするための仕上げ材を買いましょう。コチラも食材が直接触れる部分
ですから安全面を考慮してちゃんとしたものを買います。
というわけで、用意するものはコチラ
ttp://www.yako.co.jp/s-kousaku.html (陶芸用粘土)
ttp://www.yako.co.jp/s-Yu.html (コート剤)
なお、上記のサイトから買うと割高なので、アマ〇ン先生で
「ヤコ オーブン陶土「工作用」 400g 」×2 と 「ヤコ オーブン陶土 コート剤YU 100cc 」 を
買えばOKです。
おうちに筆が無い人は、コート剤を塗る為の筆も適当に見繕って一緒に買っておきます。
■ もうちょっと凝りたい! ■
このままでも作れますが、当然ですが色は茶色です(笑)土の色です。
色を付けたい場合はアクリル絵の具を購入します。コチラは100均でも大丈夫ですし
アマ〇ンで一緒に買ってしまってもいいです。
■ では、大皿をつくります! ■
ヤコのオーブン陶土は、空気抜き(練りこみ)不要です。いきなり整形から入れます。
なので買ってきた粘土をすぐに整形できますが、今回は400gを2つ使いますのでこの2つを
融合させないといけません。
粘土の中に空気が入ると焼いた時に膨張して割れる原因になります。
空気が入らないように注意して融合して下さい。
簡単な方法は、くっつけたい面どうしを水にぬらして、端から水を押し出すように接合してしまい
ましょう。
携帯の画面フィルターを張るような感じです(笑)
くっつけたら、空気が入らないように丸くボール上にします。
ボール上になったら、うえから伸ばし棒(なければ手のひら)で伸ばします。
この時、薄くし過ぎると焼くときに割れます。
最低1㎝位の厚みを残してください。(これでも焼いた時に10%縮むので丁度いいです)
あとは、お好みの形に成形してください。
丸いまま「フチ」を立ち上げれば円形大皿ですし、四角に(粘土ベラかなければカッターで)
カットしてから「フチ」を立ち上げれば角皿です。
★ここだけは気を付けてね!★
かならず平らな場所で作業して下さい。
今回のお皿はいわゆる「台」がないタイプです。
台は少し慣れてきてからの方が良いと思い省きました。そのため、さらは自重を底面
のみで支えています。
この面が斜めになっていると、焼きあがった時に不安定な皿になってしまいます。
同様にフチを立ち上げる際に、十分に底面の面積を確保してください。料理を乗せた時に
バランスを保てる程度の面積は必要です。
■ あとは、まつだけ ■
整形が終わったら、【ニスは塗らずに!!】そのまま風通しの良い場所に7日程度放置します。
これは、粘土に残っている水分を飛ばすためです。乾燥が目的なので間違っても先にニスを
塗らないように注意して下さい。
■ ついに焼く!そしてニスを塗る ■
オーブンに入れ、粘土のマニュアルに従い焼きます。
焼きあがったら、絵を描きたい場合はここで絵を描いて絵の具を乾燥させて下さい。
感想したらニスを塗ります。ニスは全面に塗って下さい。洗い物ををするときには背面や底も水に
触れますから完全コーティングの気分で…
★気を付けて!★
絵の具が完全に乾いてない場合、もしくはニスをつけすぎた場合は、絵の具が滲んでしまいます。
この辺になると早く完成させたくて急ぎたい気分になりますが、急がず、十分に乾燥させてから
手早く行ってください。
■ ニスが乾燥したら、もう一度焼く ■
100℃で15分程度焼いたら、世界でただ一つのオリジナル大皿の完成です!
文章で書くと大変そうですが、実際は整形して焼いてニスを塗っているだけなので殆どが
乾燥待ちの時間です。
2017年の抱負などを書いた、一皿など作ってみては如何でしょうか
0 件のコメント:
コメントを投稿