本日は企画ものとして掲載している、3DCGで「サンタ風雪だるま」を
作ってみよう!の第5回!完結編です!
結論から申します!
「サンタ風」には至らず、普通の雪だるままでが限界でした(涙)
では、最後のお題です!
【5章】レンダリングしてみよう!
レンダリング?
ご説明します。
レンダリングとは「仕上げ」の事です、ここまで3DCGとして描いてきた作品を
2Dにする作業です。
仕上げと言われてもピンと来ないかもしれません。
それはズバリ、いままでカメラとランプについて説明していなかったからです。
3DCGというものは、箱庭を作るようなものです。作った箱庭の中では色々な角度から
撮影することができます。
このとき、照明にあたるものがランプです。
カメラは、その名前の通りでカメラです。
では、まず初期設定のまま撮影してみましょう。
F12キーを押します。
こんな感じになりました。
なにか、10年くらい前のCGみたいですよね。
理由は3つあります。
1つめは、スムーズ化していない(ガタガタの原形のまま)
2つめは、ランプがデフォルトの電球タイプなので、一方向からの光が強すぎる
3つめは、被写体が中心にない
これが原因です。(3つめはカメラの説明のためにこじ付けっぽいですが(笑))
では、一つずつ直してみましょう。
まずはガタガタを修正しまるために「レンダリング画面」からもとのオブジェクト画面に
戻ります。
操作はESCキーを押すだけです。
前回の続きのままですと、モードが「スカルプトモード」になっているかも知れません。
今回の操作は「オブジェクトモード」で行うのでご注意下さい。
↓
では、オブジェクトモードで雪だるまと地面を選択します。
操作は、Shiftキーを押したまま各オブジェクトを右クリックです。
3つ(雪だるま頭・雪だるま胴体・地面)選択できたら、左側にあるシェーディングの
スムーズを押します。
一瞬で凸凹だったオブジェクトがツルツルになりました。
もう一度F12でレンダリングしてみましょう。
随分それっぽくなりました。
では、2つ目のランプ(光源)の設定も変えましょう。
ESCでオブジェクトモードに戻ります。
2)光源を作ろう。
まず最初に、デフォルトで設定されている光源を削除します。
光源は下の記号です
この光源も選択できるので右クリックで選択しDELきーで削除してしまいます。
今回は新しく全体的に光をあてる蛍光灯のような光源を作ります。
下側のコマンドから「追加」>「ランプ」>「ヘミ」を選びます。
ちょっと変わった形のランプが登場します。
これが今回の光源です。
では、この状態でもう一度レンダリングをしてみましょう。F12キーを押します。
雪が輝いて雪だるまも「キツイ陰影」が消えてそれっぽくなりました。
では、最後に被写体には中央に移動してもらいましょう。
ESCでオブジェクトモードに戻ります。
3)カメラを移動しよう!
10キーの「0」を押します。
すると視点がグリッとかわって、カメラから見た視点になります。
もう一度10キーの「0」を押すと元に戻ります。
では、被写体が中央に来るように設定します。
方法はいろいろありますが、今回はトラックという方法を使います。
トラックとは、カメラと被写体をひも付けて被写体が動いてもカメラが常にとらえている
ようにする設定です。
では、まずカメラを右クリックで選択します。
カメラのマークは↓です。
続いて、Shiftキーを押しながら雪だるまの頭と胴体も右クリックして選択します。
するとこんな感じに↓
では、もう一度F12でレンダリングしてみましょう。
見事に雪だるまが中央にきました!
完成です!(やったーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!)
え?構図にセンスがない?
そういう方は、トラックを解除して手動で合わせることもできます。
トラックの解除はカメラを右クリックで選択して
「オブジェト」>「トラック」>「トラックをクリア」です。
その後、テンキーの0を押してカメラ目線にかえます。
その状態で「G」を押してマウスを動かせばカメラ目線のまま上下左右にカメラを
動かすことができます。
奥行や被写体への回り込みをしたいときは「R」キーを押します。
「R」キー 1回で奥行回転
「R」キー 2回で平衡回転
することができます。
レンダリングしたものを(意識的に)保存する場合は、レンダリング画面の下にある
「画像」「画像を別名で保存」で好きなところに保存できます。
以上、Blender入門企画でした!
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どうでしたでしょうか、超基本的なところを重点的に掲載したつもりですが、私自身も
Blender初挑戦だったので、いい勉強になりました。
まだまだ色々な事が出来るソフトですので、よろしければ年末年始のお休みにでも
如何でしょうか!
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