2016年7月8日金曜日

■2016春アニメ総括■(前編)

■2016春アニメ総括■(前編)

こんにちわ!管理人の緑茶です。
 
 まず最初に、一つやらかしました。
 
 昨日の記事【Re:ゼロから始める異世界生活 第13話 『自称騎士ナツキ・スバル』】
 ですが、7/4に掲載済みでした。
 
 重複して掲載となったため、7/7の記事は差し替えました。

 単純に13話を未掲載と勘違いしました。折角アクセスして来て頂いたのに
 大変申し訳ありません。
 
---本題です。

 今回のレビューは、「これそれ」恒例の総括レビューです。

 今期はレビュー対象2本+未(一部)レビュー5本が対象です。
 総括レビューとは、各話レビューのまとめ的なレビューです。完結まで見て
 全体としてどういうアニメだったのかを纏めて書こうというモノです。
 
 通常のレビューで対象外にしていたものの視聴していたものも総括では
 レビューします。

 では、早速総括です。
 
 
 【くまみこ】(一部レビュ)

  アニメオリジナル回と原作回で評価が大きく割れた作品でした。アニメオリジナル回も
  原作回を忘れて単体で見れば中々個性的な脚本で面白いのですが、少し原作と世界観が
  違っているのでそこに違和感を持った人が多かったようです。
  
  ここでは原作回のみに触れていきますが、ド田舎系巫女アニメで主人公のマチが田舎
  暮らしの為、中学生になっても家電(炊飯器など)を全く扱えず、そのくせ都会に
  出たいと願って緩やかに頑張るアニメです。
 
  巫女の信仰対象である「くま」の「ナツ」は人の言葉を話し、基本2足歩行。さらに
  スマホなどを使いこなすファンタジー色の強いキャラクターで、信仰対象というより
  マチの父親の様な役どころになっています。
   
  この2人がおりなす、親子漫才的な軽いギャグが中心の日常系アニメで、全体的に
  ほっこり、のんびりとした田舎暮らしが魅力的に描かれた作品です。
  
  ド田舎の村のお話ですが、村民も比較的若く明るいので「限界集落」のような悲壮感など
  微塵もない、常に軽快な感じの作風でした。日常系アニメとして、かなりよく出来た
  アニメでした。
 
  ※2016/7/9(土) 18:00- ニコニコ生放送で1話~一挙放送が予定されています
   興味がある方は超オススメです!

   一挙放送リンク

   http://live.nicovideo.jp/watch/lv266608253
 
 
   
 【三者三葉】(一部レビュ)

  性格の極端な3人の女子高生が中心となって、個性豊かな脇役と共にすごす日常系ギャグ
  アニメです。
  
  上記のくまみこよりも、さらに現実世界に設定が近く、ド貧乏だったり超大食いといった
  部分が誇張されて描写されている程度です。
  
  別作品の「みなみけ」に似たシナリオですが、1クールという短さのため、登場人物は
  かなり少なく、それぞれのキャラが立っているので、キャラ同士のつながりが分かり
  やすく、作品の世界観にすんなり没入できるのが好印象でした。
  
  日常系にしては、珍しく1話~最終話にかけて主人公らが成長しておりキャラクターに
  愛着が湧きやすい話になっています。
  
  ※通常、日常系アニメ1期目は(2期目があるかも知れないと考えてか)あまり登場人物
   を成長させず、多少関係が親密になる程度で濁すのですが、本作はそのような傾向は
   ありませんでした。
  
  ただ、全体の構成としては3人の出会いから一定の期間を切り取った形になっており
  最終回も大きなお話の波があるわけでもなく、日常系らしく日常回のまま終わりました。
  
  この終わり方であれば2期にもすんなり続くので、是非2期決定に期待したい作品です。
   
    
  
 【Re:ゼロから始める異世界生活】(レビュ)

  タイムリープとファンタジーを組み合わせたアニメで、謎解きの要素を多分に含んだ
  作品です。
  
  キモは練りこまれたシナリオと、物語の視点が主人公視点固定なので他のキャラクターの
  思惑が分からず、視聴者が色々と想像して楽しめるところにあります。
  
  深夜アニメらしく、かなり「グロテスク」な表現も描かれていて大人がドキドキわくわく
  しながら見るには丁度いい作画です。(お子様には刺激が強すぎるので要注意です)
  
  シナリオも主人公が何度も死に、その度に一定の日時にタイムリープするので非常に
  複雑でやはり大人向けなので、視聴者層を「18歳以上」に絞った作品だと思います。
 
  それだけに、大人が視聴するとハマる傾向にあるようでネットなどの人気ランキングでも
  上位に来ていました。ターゲットを絞って確実に視聴者を掴む戦略が上手く機能した
  よい見本になりました。

  2クールの作品ですが、1クール目は、導入部の「盗品蔵編」とシナリオを複雑にして
  作品の世界観と人間関係をつよく押し出した「ロズワール邸編」の2つのエピソードが
  放送されましたが、どちらも秀逸で面白いエピソードでした。
  
  1クール目の各話で、伏線もしくはミスリードのネタが多数あり、それが現在放映中の
  3エピソード目の「王都編」に引き継がれていますので、まだ見ていない方は1話目から
  の視聴を強くお勧めします! 
  
***明日の後半に続く*** 

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