2022年7月14日木曜日

盾の勇者の成り上がり Season 2(終)(一部レビュー)

<あらすじ>

刻限を待たずして「波」が発生。絆たちは「波」のもとへ転移させられ、尚文たちはエスノバルトの船でキョウの研究所へ向かう。そこで人を人とも思わず、あらゆる者を捨て駒にしていくキョウの悪意を目の当たりにする。


<レビュー>

「成り上がり」とありますが、1期で成り上がっていますので序盤は2期というよりもアフターストーリーみたいな作品でした。

 

正直、物語の根幹となる「成り上がり要素」がなくなってしまったので、よくある転生ファンタージに落ち着いたイメージでした。

 

ただ、最終回まで視聴した私の結論としては、たしかに転生ファンタジーの枠には入っていましたが、その枠の中ではかなりの良作であったと思います。

 

理由は3つ


1、今回のラスボスである「キョウ」は悪役として魅力的であり、視聴者のヘイトを買いまくる分かりやすい悪であったこと。


2、異世界からさらに別の異世界に飛ばされることで、レベルが1にもどりパワーインフレが解消され、戦闘シーンに緊迫感があったこと。


3、3期への期待を持たせつつも、シナリオとしては2期で綺麗に区切られており、視聴後の満足感が高いこと


これらにあると思います。原作の質と、アニメの構成力の巧みさが光る素晴らしい作品でした。


是非3期に期待したい作品です!



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