<あらすじ>
刻限を待たずして「波」が発生。絆たちは「波」のもとへ転移させられ、尚文たちはエスノバルトの船でキョウの研究所へ向かう。そこで人を人とも思わず、あらゆる者を捨て駒にしていくキョウの悪意を目の当たりにする。
<レビュー>
「成り上がり」とありますが、1期で成り上がっていますので序盤は2期というよりもアフターストーリーみたいな作品でした。
正直、物語の根幹となる「成り上がり要素」がなくなってしまったので、よくある転生ファンタージに落ち着いたイメージでした。
ただ、最終回まで視聴した私の結論としては、たしかに転生ファンタジーの枠には入っていましたが、その枠の中ではかなりの良作であったと思います。
理由は3つ
1、今回のラスボスである「キョウ」は悪役として魅力的であり、視聴者のヘイトを買いまくる分かりやすい悪であったこと。
2、異世界からさらに別の異世界に飛ばされることで、レベルが1にもどりパワーインフレが解消され、戦闘シーンに緊迫感があったこと。
3、3期への期待を持たせつつも、シナリオとしては2期で綺麗に区切られており、視聴後の満足感が高いこと
これらにあると思います。原作の質と、アニメの構成力の巧みさが光る素晴らしい作品でした。
是非3期に期待したい作品です!
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