2022年7月17日日曜日

くノ一ツバキの胸の内(終)(一部レビュー)

<あらすじ>

里離れた山の奥深くで、とあるくノ一集団が暮らしていました。“男性との接触禁止”という、絶対に破ってはならない鉄の掟がありました。

これまで見たことも、触れたこともない“男”のこと。

一度、お会いしてみたい――

考えれば考えるほど、止まらない胸のうずき。

あぁ、このキモチ、どうしたら良いのですか!?


<レビュー>

くノ一の里を舞台にした日常系アニメです。作者は「からかい上手の高木さん」の作者です。

 

男子禁制なので、思春期の女子が男子への妄想を膨らませつつ日々の修行をこなしていきます。

 

ここで男性キャラが絡めばラブコメとして成立するのですが、匂わせるばかりで殆ど出てきません。その結果、へっぽこ「くノ一」たちの日常系アニメになってしまいました。


キャラは可愛いし、動きもいいんですが、如何せんお話のパターンが少なく高木さんのように明確なテーマがない分ちょっとぼやけてしまった印象でした。

 

これはこれで、ぼーっと見る分には楽しい出のですが、できれば「くノ一版 高木さん」を見てみたいです。

 

登場人物は増えていきますし、少しずつ情報をも明らかになるので完全に停滞した空間の日常系ではありませんが、シナリオを目的に見るのはやめた方がいいです。

 

これは、くノ一の日常を愛でるために支障のない範囲で繰り広げられる日常群像劇です。

 

うーん。個人的にはあと一歩。



0 件のコメント:

コメントを投稿