西暦1939年、ゲルマニア帝国は隣国への侵略を開始した。侵略の魔の手はフィーネ
姫の住む小国「エイルシュタット公国」にも伸びる。姫は病床に伏せる父(元首)にか
わり国を守るために奮戦するが窮地に陥る。その時、魔女イゼッタと出会うのであった。
リアルな世界観に「魔女」というファンタジー要素を盛り込んだオリジナルTV作品です。
アニメ公式ページは↓
http://izetta.jp/
ネット配信は↓
http://ch.nicovideo.jp/izetta (ニコニコ生放送:1話・最新話無料)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1CINO9 (Amazonビデオ:1話目のみ無料)
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=21107(dアニメストア)
--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※4話目
・イゼッタの活躍により大逆転勝利を収めたケネンベルク戦から数日、エイルシュタット公国の
元首、ルドルフ大公が崩御する。
・ケネンベルクでの勝利はあったものの、戦況としては依然として厳しい。そんな中、ルドルフ
大公の崩御を知らせれば味方の士気が低下してしまう。
・そこで、イゼッタの魔女の力を大々的にアピールしルドルフ大公が崩御されても、白き魔女
イゼッタとフィーネ姫がエイルシュタット公国の希望になると印象付ける作戦を立てる。
・しかし、その作戦にフィーネは少し不安を抱いていた。それはイゼッタの魔女の能力である。
フィーネはイゼッタと出会ってから何度かイゼッタの魔法を見てきたが、魔法に頼るべき場面
でも、頼らないことが何度かあった。そこに何か得体のしれない不安を感じたのだ。
・イゼッタの魔法には制限があった。魔力は地下の「レイライン」から供給される。従って地下に
レイラインが存在しない地域では魔法が使えないのだ。その事実を知らされたエイルシュタット
陣営は「魔女は隠さず英雄として祀りたて他国やゲイルへの牽制を計る」という作戦に出るの
だった。
--- レビュー ---
イゼッタ4話目になります。
イゼッタのフィーネに対する信頼の根源と魔法についての説明を丁寧に説明するエピソードに
なりました。
ここ数話激しい戦闘やアクションシーンが続いたので構成的にも一旦落ち着いたエピソードを
挟んだ形になっています。
またエピソードの中心はイゼッタの過去と魔法の謎でしたが、そのエピソードにからめてエイル
シュタット陣営の主立った人物の紹介や新たな脇役の登場もかねており、情報量としては適量で
視聴しやすいエピソードだと思いました。
特にエイルシュタットのジーク(細身の参謀タイプ)とシュナイダー(太目の将軍)は前から
登場していた割に性格や考え方などがイマイチ掴めない感じでしたが、今回のエピソードで
キャラクターが掘り下げられて分かりやすくなりました。
全体的に落ち着いたドラマパートでしたが、作画も綺麗でエピソードの中に適度なお色気と
お笑いを含んでいるので中々後味の良いエピソードです。
この魔女の秘密が今後の展開にどのように係わってくるのか興味深いですね!
--- 総括 ---
魔女の力に大きな制限があることが分かりました。
使える場所と「少しだけ」使える場所、そして「まったく」使えない場所があるようです。
つまり、イゼッタを「まったく使えない場所」へ誘導できればゲルマニア軍の勝利という事に
なります。
その為、この「魔女の力の制限」はかなり重要な機密のようですが、すでにフィーネ、ジーク、
シュナイダー、ヴィルマー、ハンス、ビアンカ、ロッテ、エルヴィラと計7人も一気に知って
しまいました。
国家の重要機密の割にはかなりの人数が知ってしまったので、これは漏れる可能性が高いと
思われます。
今後はこの秘密情報をめぐる攻防と、実際の戦争との2重の争いが繰り広げらると思われ
中々奥の深い脚本のようでワクワクします。
5話目は「いつわりの奇跡」ということなので、さっそく魔法の使えない場所で何か奇跡めいた
ことを行うのでしょうか。
楽しみですね!
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