2016年11月18日金曜日

終末のイゼッタ 第6話「穏やかな日々に・・・」

西暦1939年、ゲルマニア帝国は隣国への侵略を開始した。侵略の魔の手はフィーネ
姫の住む小国「エイルシュタット公国」にも伸びる。姫は病床に伏せる父(元首)にか
わり国を守るために奮戦するが窮地に陥る。その時、魔女イゼッタと出会うのであった。
 

リアルな世界観に「魔女」というファンタジー要素を盛り込んだオリジナルTV作品です。


アニメ公式ページは↓
 http://izetta.jp/


ネット配信は↓
 http://ch.nicovideo.jp/izetta (ニコニコ生放送:1話・最新話無料)
 https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1CINO9 (Amazonビデオ:1話目のみ無料)
 https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=21107(dアニメストア)




--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※6話目


 ・前回の戦闘に敗北したゲルマニア帝国は、エイルシュタットへの侵攻を一時的に中断。
  エイルシュタットに久しぶりの穏やかな日々が戻った。
  

 ・イゼッタもフィーネ姫も「休暇」として羽を伸ばしながらも、イゼッタにはエルヴィラに
  よる「品格」の教育が施された。

 
 ・その午後、フィーネ姫はイゼッタの願いで「お忍び」で街にある洋菓子店へ行くことになる
  実はこの洋菓子店へは普段も「お忍び」で何度か来ており、店主にもバレていることから
  ちょっとした騒動になる。

  
 ・その騒動で初めて「民衆」と近い距離に立ったイゼッタ。フィーネ姫が守りたいもの直に
  感じ、言葉を交わすことで「この国を護りたい!」という想いを強くするのだった。
 

 ・夕刻、ジークから多国籍会談が行われるので、ブリタニアに派遣して欲しいとの要請を
  受ける。議題は「魔女の力」である。その会談の結果次第ではエイルシュタットへの援軍も
  期待できることから、フィーネ姫はイゼッタ共に直接出席することを決意した。



--- レビュー ---


 イゼッタ6話目になります。
 

  作画的にもカロリー控えめの日常回でした。
  

  脚本としても大きく進展させるというよりも、イゼッタに「民を護る意義」を感じさせたり
  ゲルマニア帝国の新兵器を匂わせたりと、今後の展開に役立ちそうな背景や伏線を多く
  張っているエピソードでした。
 

  エピソードの中で、さりげなく「戦勝記念・戴冠記念で城に備蓄していた砂糖を解放した」
  とか「フィーネ姫の服をイゼッタが着ようとすると胸が入らなくて姫がショックを受ける」
  とか「フィーネ姫は大公になる前も、お転婆で城を抜け出しては洋菓子店へ行っていた」
  など、今まで「凛とした一国の王女」の側面を強く見せていたフィーネ姫の政治的な行動や
  女性的な一面が描かれています。
  

  全12話っぽいので、折り返しの6話でメインヒロインであるフィーネ姫のキャラクター
  強化を入れてくるあたり、なかなか計算された脚本作りだと思います。
 

  全体的にのんびりとしたエピソードでしたが、それだけに「何かが始まりそう」な雰囲気が
  感じられ期待感の煽られるエピソードでした。
  
    

--- 総括 ---
 
  前回、魔女の秘密を聞き逃げしたエイルシュタットの一般兵「ヨナス」ですが、案の定
  ゲルマニア帝国のスパイに目をつけられて危うく秘密を喋るところでした。
 
  なんとかジークの雇った情報屋が先に「ヨナスの隊にゲルマニア帝国のスパイがいる」と
  探り出してジークに緊急連絡を入れた為、何とか秘密を洩らされる前に射殺することが
  できました。

  
  「すまない」と言いながらも躊躇なくヨナスを射殺できるあたり、ジークの自国愛を感じる
  シーンでした。
  
  今後は草陰で秘密を大声で口にしたりした幹部もちゃんと粛清して頂きたいところです(汗)
  さて、次回は隣国の要人の前でイゼッタが魔法を見せるもしくは、実際に戦って見せる
  お話のようです。

 
  今回出てきたゲルマニア帝国の新兵器との対決もあるかも知れません。楽しみです!!

0 件のコメント:

コメントを投稿