西暦1939年、ゲルマニア帝国は隣国への侵略を開始した。侵略の魔の手はフィーネ
姫の住む小国「エイルシュタット公国」にも伸びる。姫は病床に伏せる父(元首)にか
わり国を守るために奮戦するが窮地に陥る。その時、魔女イゼッタと出会うのであった。
リアルな世界観に「魔女」というファンタジー要素を盛り込んだオリジナルTV作品です。
アニメ公式ページは↓
http://izetta.jp/
ネット配信は↓
http://ch.nicovideo.jp/izetta (ニコニコ生放送:1話・最新話無料)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1CINO9 (Amazonビデオ:1話目のみ無料)
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=21107(dアニメストア)
--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※8話目
・ベルクマンの部下、リッケルト少尉が闇にまぎれ夜間降下でエイルシュタットの領地に潜入
してしまう。しかし彼はパラシュート降下の経験がなかったため、予定の落下地点を大きく
ハズレた山中に落ちてしまう。
・リッケルトは仕方がなく徒歩でエイルシュタットに先に潜伏しているゲルマニア帝国のスパイ
との合流地点を目指す。途中で彼は今まで「敵」という視点でしか見ていなかったエイルシュ
タットの人々と触れ合うことになり、「敵」は悪魔でも怪物でもなく「同じ人間である」と
いう事を再認識させれる。
・道中、彼はエイルシュタット側の「近衛隊のリーダー」であるビアンカとフィーネ付きの
メイドロッテとであう。その出会いから彼はロッテの実家(旅館)に宿泊することとなり
ビアンカと互いに身分を隠しながらも交流を深める。
・だが、リッケルトにはスパイと合流しエイルシュタットの旧城に潜入するというミッション
が与えられており、彼は深夜にコッソリと旅館をあとにした。
・旧城に潜入したリッケルトは、ベルクマンの指示に従って城内を散策し魔女の間を発見する
そして魔法の有効範囲を示した「地図」を発見しカメラに撮影する。すると魔女の間が突然
振動し、不思議な石がポチャンと落ちてくる。地図と石を手に居れたリッケルトだったが
異変に気が付いたビアンカと悲しい再会を果たし、彼女に撃たれて城壁から落下した。
だが、スパイの手によって地図と石はゲルマアの手に渡ってしまったのだった。
--- レビュー ---
イゼッタ8話目になります。
見方の難しい1話でした。シナリオ的な解釈をどちらに持つかで大分見え方が変わってきます。
一つの見方としては、リッケルトがエイルシュタットの民衆と触れ合い、近衛であるビアンカ
と親睦を深め、死体を残さずに「退場」したのは、今後エイルシュタットの味方となって
再登場するための「フラグ」として見る見方です。
もう一つは、リッケルトは有能過ぎる「ゲルマニア帝国」陣営と魔女の秘密まで漏れて弱体化が
激しい「エイルシュタット軍」とのバランスを取るために、シナリオ上の都合で「間引かれた」
という見方です。
リッケルトが持っていた役割の一つに、「白き魔女の物語」には2種類あってエイルシュタット
に伝承されているのはハッピーエンドのみ。しかし本当は「バッドエンド」のパターンがあって
それを根拠に、ベルクマン達は魔女の秘密が「存在する」と考えている背景を語るという役割が
ありました。
それはしっかり果たされているので、見方としては後者のような気もしなくもないのですが
できれば前者であってほしいモノです。
--- 総括 ---
イゼッタの全体として何か、感じたことのある「デジャヴ感」がありました。
あれです。某ソレスタル○○○ングと同じ感じなんですね(笑)
最初に最強感を出していき、ドンドン追い詰められていくシナリオのようです。全話数が
分からないので何とも言えませんが、今後数話は所謂「ヘイトターン」が始まると思います。
敵軍が優勢になって、エイルシュタット側がドンドン疲弊してくと思います。ヘイト優先で
あんまり重い展開が続かなければいいのですが、この先のシナリオの作り方には興味津々
です!
ヘイトが終われば、反撃ターンに入ると思うのでその辺もお楽しみですね!
--- 執筆後記 ---
ヘイトターンが続くようであれば、重い展開を何回もレビューするのことになります。
重い話はシナリオ上大切ですが、ネタバレの重要性も高くなりやすいので今後のストーリー
展開によっては
「レビューを2週遅らせる(多くの地域での放映を待つ)」か
「ネタバレを強く避けるべきシナリオは、レビューをパスして別作品の1部レビューを掲載
する」など、何か対策を行うかも知れません。
現在の最新9話時点で、すでに「まず視聴して欲しい」シナリオになっているので意識的に
イゼッタのレビューを遅らせ始めています。(日曜日にイゼッタではなく、卓球にしたのは
その為です)
ただ、9話は来週にでもレビューを掲載するつもりです!ゲルマニアの反撃をまずはお手並み
拝見したいと思います!
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