ドラゴンクエスト10の世界に実装されたクエストです。ストーリー形式になっており
今回は1話~3話をプレイしたレビューを掲載します。極力ネタバレはしない方向
ですが、完全に隠すのは無理ですのでネタバレが嫌な方はプレイ後に読んで頂ければと
思います。
クエスト紹介は↓
http://sqex.to/i4x
クエスト受注条件は↓
「勇者姫の石」を持っていること
「いにしえの竜の伝承 オンライン」(3rdパッケージ)が導入済みであること
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【ゲームシステム】
前回の記事と同じ内容になりますので割愛します。
ご興味のある方は2016年11月04日の記事「DQX:アスフェルド学園(1話~3話)①」を
ご覧ください。
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【感想】
では、前回はムービーを中心に演出やキャラクターについて掲載しました。
今回はシステムまわりの記事になります。
①マップ&移動編
最初はマップと移動についてです。結論から掲載すると「バランスがとてもよい」マップ
と移動範囲だと思います。
マップにおいてアストルティア版と大きく違う点は、学園の場合は、情景の変化が乏しい
という点があります。
アストルティアでは「屋外」が物語の中心ですので、森・草原・崖・滝・湖など景色として
楽しめるオブジェクトが沢山存在します。
しかし学園は「屋内」が物語の中心ですので、変化のあるオブジェクトが少なく普通に
移動していると移動中に脳が「刺激不足」に陥って眠くなってしまうのです。
現実でも、例えば車の運転。長いトンネルや夜間の運転と同じ原理です。
こういった学園ものRPGでは、そういう部分を補うべく色々な角度から工夫して眠く
ならないようにしています。
とある作品では、廊下の移動中にのみ発生する「超特別イベント」を用意して期待感を
あおったり、またある作品では「クラスごとの装飾」を変えて視覚的に賑やかにしたり
色々です。
今回の学園では「移動を必要最低限に絞る」ことでこの問題を回避しています。
フウキのつばさがとてもいい仕事をしています。このつばさを使うと基本的に行きたいところ
の直ぐ近くまでジャンプできます。
ただ、目的地へジャンプするのではなく「目的地の近くにジャンプする」のという発想が
素晴らしいと感じました。
こうすることで、適度にプレーヤーが校内を歩き回り学校らしい雰囲気を出しつつも、面倒な
移動は極力減らすというバランスになっています。
ちなみに、フレが「職員室だけが面倒」と言っていました。
これはフウキのつばさに「1Fロビー」が無い為だと思います。しかし、開発側はちゃんと
考えています。
2Fロビーから1Fの下駄箱に飛び降りられるようになっているので、職員室に行きたい
ときは2Fロビーへ行けばOKです。この細かい動線の配慮はドラクエならでわですね。
②やりこみ要素編
今回のアスフェルド学園には、やりこみ要素として2つ大きく用意されています。
1つは自分&仲間の装備、レベル、特技の要素です。
正直、学園自体は「合コン」と呼ばれる武器強化のやりこみ要素をやらなくてもクリアできる
程度の難易度になっています。
(むしろ4話時点の最強のストーリーボスよりも合コンのボスの方が強い位です)
しかしこの「合コン」で武器を強化し、授業や武道場(願いの想域)で使いやすい特技や呪文
を覚えると、その強さを実感できるほどにキャラクターが強化され、ストーリーボスはもちろん
ですが最初の頃に苦労した「合コン」のボスも楽になっていきます。
言い換えてしまえば「過剰な強さにできる」ということなのですが、ドラクエの過去作からの
遊び方の一つに「過剰な強さにしてからボスに圧勝して爽快感を得る」という遊び方もあり
ますから、見た目は違いますがやはりドラクエ(オフライン)らしいバランス調整で面白い
と思いました。
オンラインでこれをやってしまうと、新規とベテラン組の間が中々埋まらなくなってしまうので
これがディレクターの言っていた「オンラインではできないけれど、ドラクエらしい体験」
というものなのかも知れません。
すべてのやりこみ要素に当てはまるのが、比較的ゆるい段階で成長に「天井」が設けられて
おります。
これは、学園にハマりすぎてアストルティアに戻ってこないことが無いように配慮されてる
のだと思われます。
2つめのやりこみ要素は、仲間との「新密度あげ」です。
これは、プレゼントを渡すだけという簡単な仕様ですが、仲間全員の新密度を最大値まで
上げようと思うとソコソコのやりこみ要素になります。
仲間との新密度が上がっても仲間が超絶に強化されるようなことはなく、こちらのやりこみは
どちらかというとキャラクターとのふれあい的な側面が強いシステムです。
プレゼントの種類がやたらと多く、しかも日常品からちょっと面白いグッズまで幅広いので
どれを誰に渡すか考えるのがとても面白いです。
しかも、この新密度をあげてシナリオを進めていくと「絆イベント」というものが発生する
ようになったり、NPCの髪型を変えられるようになったりと各キャラクターへの愛着が
湧く仕掛けが用意されているのも、開発側の熱意が感じられて良いシステムだと思いました。
最終的には「称号」までもらえるようですが、今後のアップデートでこの辺ももっと追加
されると楽しみが増えそうです!
・・・
だいぶ、長くなりすぎました。
とりあえず、その辺のスマホゲーや同人じみた箱ゲーよりも遥かに良質でボリュームがある
コンテンツです。ですがDQXを始めてすぐ遊べるわけではありません。(ストーリーをある
程度進める必要があります)
それでも、解放されたら是非遊んでみて下さい。ただで「新しいゲーム一本分」の遊びが出来る
のですから、とりあえず覗き見気分でも良いので是非!
★第5話も配信予定のようです。次期大型アップデートで実装らしいので楽しみですね!
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