西暦1939年、ゲルマニア帝国は隣国への侵略を開始した。侵略の魔の手はフィーネ
姫の住む小国「エイルシュタット公国」にも伸びる。姫は病床に伏せる父(元首)にか
わり国を守るために奮戦するが窮地に陥る。その時、魔女イゼッタと出会うのであった。
リアルな世界観に「魔女」というファンタジー要素を盛り込んだオリジナルTV作品です。
アニメ公式ページは↓
http://izetta.jp/
ネット配信は↓
http://ch.nicovideo.jp/izetta (ニコニコ生放送:1話・最新話無料)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1CINO9 (Amazonビデオ:1話目のみ無料)
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--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※5話目
・フィーネ姫の戴冠式(たいかんしき・王が変わった事を民衆に宣言する儀式)が行われ
新エイルシュタット公となったフィーネと共に伝説の白き魔女の再来としてイゼッタが
大々的にお披露目される。
・その驚異的な能力は、写真・映像に収められ直ぐに近隣諸国まで伝えられた。当然軍事的に
敵対しているゲルマニア帝国にも伝わる。
・エイルシュタット側は戴冠式の情報が諸国に流れると、直ぐに次の策としてイゼッタを実戦に
投入する。たった一人でゲルマニア帝国の一個大隊を撃破し、記者にその様子を上空から
観戦させ、どんどん記事を書かせて「魔女」の存在をアピールするのだった。
・ゲルマニア帝国も反撃を開始する。ゲルマニア帝国は魔女など気にもかけないと言い放つ
ようにエイルシュタットの領地へ侵攻を始める。しかもその場所はイゼッタが魔法を使う
ことが出来ない渓谷だった。
・だがエイルシュタットの参謀ジークはこの事態を想定しており、すでに迎え撃つ計画を立てて
いた。渓谷の山道には岩塩を掘った坑道があり、そこに爆薬を仕込むことでイゼッタが魔法で
山を崩しゲルマニア軍を撃退したかのように演出したのだ。作戦は成功した。だがジークと
シュナイダーがイゼッタの秘密を話しているところへヨナスが偶然通りかかり、情報が洩れて
しまう。
--- レビュー ---
イゼッタ5話目になります。
エイルシュタットとゲルマニア帝国の国同士の情報戦が始まりました。実戦の方はケネンベルク
要塞戦、ブレストリヒ奪還戦、ベアル峠防衛戦と3戦連続でエイルシュタットの勝利になって
いますが、3戦とも(表向きは)イゼッタの活躍によるもので魔女の力でゲルマニア軍を
壊滅させている形になっています。
しかしイゼッタが活躍すればするほどゲルマニア帝国側には疑念が湧いていきます。
「あれだけの戦闘力を持っておきながら、軍事的脅威であるゲルマニア帝国に何故攻めてこない
のか、なぜ防衛に徹しているのか?」と。
ゲルマニア帝国の皇帝「オットー」をはじめ、ベルクマン少佐など頭の回転良い幹部はイゼッタ
が攻めてこない理由を求め「何かの制約か弱点があるのでは」と探り始めています。
実践で勝てば勝つほど情報戦で不利になっていくのは、なかなか面白いシナリオだと思います。
また2話で部下と共にイゼッタに撃墜されたゲルマニアのエースパイロット「バスラー大尉」も
やはり生きていました。
ベルクマン少佐の配下に入りましたので、今後はイゼッタに復讐にやってきそうで実戦に
おいても目が離せない展開になってきました。
--- 総括 ---
情報戦ですが、エイルシュタットの幹部が「ザル」すぎて嫌な予感しかしません(笑)
前回7人が「重要機密」として「魔女の秘密」を知ってしまった訳ですが、これでも国の
重要機密としては多すぎるぐらいです。
前回のレビューでも少し触れましたが、本来であれば「フィーネ姫」「イゼッタ」の二人だけの
秘密。最大でもそれに参謀の「ジーク」が加わった3人程度の人数で抑えておくべき内容です。
しかし、今回はさらに「近衛」とよばれる7人(?)の少女達が秘密を知ってしまいます。
これだけの人数が知っていれば情報が漏れるのも時間の問題かと思っていたら、案の定すぐに
エイルシュタットの二等兵「ヨナス」に漏れました。
しかも漏れ方が、幹部達が草陰で大声を出し「イゼッタの秘密」を口にして言い合いをしていると
ころを聞かれるという・・・
さらに聞かれたことに気が付いたにもかかわらず、聞き逃げしたヨナスを追わず、拘束もせず
自由にさせておくという・・・
エイルシュタットが危機的状況に追い込まれている原因は、幹部の出来の悪さが原因な気がして
なりません^^;
そんなエイルシュタットが、この実戦と情報戦のW交戦にどうやって戦っていくのか次回も
楽しみにしたいと思います。
まずはヨナスを拘束して欲しい限りです!
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