西暦1939年、ゲルマニア帝国は隣国への侵略を開始した。侵略の魔の手はフィーネ
姫の住む小国「エイルシュタット公国」にも伸びる。姫は病床に伏せる父(元首)にか
わり国を守るために奮戦するが窮地に陥る。その時、魔女イゼッタと出会うのであった。
リアルな世界観に「魔女」というファンタジー要素を盛り込んだオリジナルTV作品です。
アニメ公式ページは↓
http://izetta.jp/
ネット配信は↓
http://ch.nicovideo.jp/izetta (ニコニコ生放送:1話・最新話無料)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1CINO9 (Amazonビデオ:1話目のみ無料)
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=21107(dアニメストア)
--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※2話目
・ゲルマニア帝国の輸送機からフィーネを救ったイゼッタ。思わぬ再会に喜びを分かち合う
二人だった。
・そこに輸送機からの緊急無線を聞きつけたゲルマニア帝国の戦闘機が現れる。フィーネは
傷を負っており、逃げ回っている猶予はない。イゼッタは魔女のおきてを破り戦う事を
決意する。
・ゲルマニア帝国の戦闘機も「魔女の力」が相手では太刀打ちできず、隊長機を残し大破。
隊長機も被弾して戦線を離脱していった。なんとか戦闘機を撃退したイゼッタはフィーネを
抱え、エイルシュタット公国の砦を目指す。
・エイルシュタット公国の砦は既にゲルマニア帝国によって落とされていた。だが、その
敗走部隊と偶然出会い、イゼッタは傷ついたフィーネを無事にエイルシュタット公国の部隊
に引き渡す事ができた。
・治療を受けたフィーネは意識を取り戻し、イゼッタと再び言葉を交わす。だが、フィーネは
「(兵ではない)イゼッタを巻き込むわけにはいかない。」とイゼッタを戦場から遠ざけよう
とする。しかしイゼッタはフィーネに「私の希望になって下さい。姫様の国は私が守ります」
と答えるのだった。
--- レビュー ---
イゼッタ2話目になります。
前回は主にフィーネ姫視点で物語が展開し、世界感や時代背景がリアルに描かれていました。
今回は視点がイゼッタ視点に変わり、本作最初のファンタジーVSリアル兵器バトルが展開
されました。
CGで緻密に作りこまれた戦闘機は、動きもSE(音)もリアルで非常に完成度の高いシーン
でしたが、イゼッタの動きもそれに劣らずいい動きでフィーネ姫の服や髪まで風で激しく
揺れており細部にわたってよく出来たカロリーの高い作画でした。
今回の戦いでは魔法による攻撃は比較的控えめな描写になっていました。ファンタジーの
魔法使いが使う攻撃魔法というと「炎を飛ばす」は序の口で「巨大な雷撃」を落としたり
「ビーム的なやたらと貫通力の高い何か」を放つようなイメージがありました。
しかし、今回は血を地面に撒いて小さい槍のようなものを発生させる程度になっていました。
そういう路線でいくのか、イゼッタの成長に合わせて表現を派手にできるように「伸びしろ」を
持たせてあるのか今後が楽しみです。
--- 総括 ---
Aパートの空戦は熱い作画でした。
作中でイゼッタは時速400Kmで飛行していたようです。魔女恐るべしですが、時速400
Kmということは受ける風速は約110m/sです。
気象庁が「猛烈な台風」と定義する最大級の台風の最大風速ですら54m/sです。
その2倍以上の風速=風圧をうけているので、本当に最強なのはその風圧に生身で耐え抜いた
フィーネ姫なのかも知れませんね(笑)
野暮な話になりました。おそらく「暗殺教室の殺せんせー」同様に何らかの手段で風圧を弱めて
いるのでしょう。
ちなみに、飛行機の方は時速400Kmもでるの?という疑問もありそうですが、現実の世界
にも存在した「ゼロ戦」が時速500Km以上出ていたらしいので、こちらはリアルに描かれた
速度になっています。
話を戻します。
2話目のラストから察するに、3話目はさらに大規模な戦闘にイゼッタが巻き込まれそうな
予感です。
どんな魔法を使うのか、そもそもフィーネ姫が戦うことを許してくれるのか…
そのあたりの演出や脚本にも注目して次回を視聴したいと思います!
--- おまけ ---
気になったので、調べついでに「航空自衛隊の主力戦闘機F-15」の最高時速も調べてみま
した。
航空自衛隊のHPによると、マッハ約2.5らしいです。
時速に直すと3060km/hです。物凄い性能ですね!
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