<あらすじ>(一部レビュー)
ヒロインにありがちな“いい子ちゃん発言”が大嫌いだった私が転生したのは、大好きな乙女ゲームの悪役令嬢アリシア。念願叶って転生したからには、歴史に残る世界一の悪女になってやる!
<レビュー>
聖女系の要素を持つ、悪役令嬢転生ものです。他の同系統の作品に比べ、悪役令嬢としての色を残しており、流行りのジャンルながらも独自性が光る作品です。
前世で乙女ゲームを楽しんでいた主人公は、聖女のウソ臭さが好きになれず、悪役令嬢に感情移入していました。その感情のまま悪役令嬢として転生したため、ヒロインと対峙することを意識して成長しています。視聴者も主人公が悪態をついても嫌悪感を感じさせない工夫がされており、楽しく視聴できます。
乙女ゲームに似た世界に転生したものの、完全に同じではありません。この世界のヒロインは周囲を魅了する能力に優れており、ゲームのように慈愛に溢れる聖女なのか、それとも何か謎を抱えているのかという点が興味を引きます。
作画も丁寧で、登場人物の描き分けも良く、気軽に視聴できる点が魅力です。また、この世界の王様はヒロインに疑念を抱いており、悪役の主人公にヒロインの監視を命じています。この先、ヒロインが悪なのか、ゲーム通り聖女なのか、今後の展開が非常に気になる作品です。
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