<あらすじ>
一人暮らし3年目の働き過ぎのサラリーマン「タクマ」は、家事ロボットの「ミーナ」を購入する。タクマは不器用で恋愛経験に乏しく、ミーナも料理はできるが、人間についてはまだまだ勉強中。人間とロボットという一見ちぐはぐに見える夫婦の二人は、一緒に過ごすことで互いを知っていく。
<レビュー>
タクマ、ミーナ、スーパーミーナ、あかり(タクマの妹)、センジュ(メンテナンスロボ)、飯田(メンテナンス職員)と主要な人物が出そろい、公式サイトに未登場のキャラクター「マモル」も加わり、全ての主要キャラが揃いました。
ミーナの改良も終わり、ビジュアルは変わりませんが、身長を伸ばす機能がついたり、スペック面が向上したようです。ここからは、最終回に向けてミーナ・タクマ・マモルの関係性が深掘りされていくと考えられます。
個人的には複雑な感情で視聴しています。まず、好意的な点としては、ロボットも人間同様に尊重される世界観です。少なくとも、雑に扱ったり、壊して破棄するような描写はなく、ロボットも大切に扱われています。ロボットも人間味があって、(表情の有無は個体差がありますが)感情豊かで好感が持てます。
逆に、共感できない点としては、タクマが抱くミーナへの感情です。この作品の根幹になる部分ですが、タクマの好意はミーナを異性として見ていることにあります。この部分が、あまりにも人間とロボットという関係性を無視しているため、少し異常性を感じてしまいます。しかも、その好意をミーナに伝えるシーンは大抵タクマが泥酔しており、勢いと雰囲気だけで突っ走っている印象があります。
ロボットであるミーナが、この衝動的な発言を「命令」として受け取り、恋人や妻の役割を演じているように見え、この辺が単純に人間とロボットのラブコメディとして見られない一因になっていると感じています。
この先、関係性が掘り下げられていく中で、この違和感が払拭され、ハッピーエンドに向かって進むことを祈るばかりの作品です。
ーーーー
編集後記
日曜日の更新が予約ミスで1日ずれてしまいました。申し訳ございません。
明日、火曜日も更新します!
0 件のコメント:
コメントを投稿