<あらすじ>(引用)
真は学園都市へ向けて旅立つ……はずだった。しかし女神によって、ヒューマンと魔族の戦いのド真ん中に転移させられた真。そこでヒューマン最強の冒険者・ソフィア=ブルガと上位竜の御剣に襲われる。魔族に味方するソフィアたちは、女神の使徒と見なした真に容赦ない攻撃をしかける。最大の危機に陥った真は、最後の力を振り絞り魔法を発動する——。
<レビュー>
学園編が終わり、魔族との闘いが物語の中心になってきました。あまり出番がなかった亜空の住人も再登場し、今までの小規模な戦闘から、都市をかけた対魔族との戦争のような大規模な争いにスケールが変化してきました。
他のアニメ(例えば転スラ)でも同じように、個人の戦いから群衆の戦争に変わってしまうと、スケールに比例して登場人物も増え、登場人物が増えれば一人一人の描写時間が減ってしまい、群像劇のような描かれ方になってしまう場合もあります。
群像劇は群像劇で良さがあり、戦争においても主人公を中心とした1対多の争いであれば、主人公の強さがより引き立てられる良さもあります。一番よくないのは、主人公を見せるタイプのシナリオで群像劇化してしまうパターンです。視聴者は主人公の活躍に期待しているのに、脇役のシーンばかりでは萎えてしまいますよね。
さて、本作はどうかというと、今のところ群像劇部分は少なめにしつつ、主人公パーティーを活躍させることで主人公を引き立てる方向で話が進んでいます。最新話では、ついに現実世界で知り合った別の国の勇者「音無響」との再会もあり、物語の中心は主人公のままブレずに進んでいると思います。
身バレを警戒した主人公は、とっさに変なヒーロースーツで姿を隠してしまうわけですが、今後の音無との再会の展開がどのような形になるのか楽しみでなりません。
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