2024年5月19日日曜日

DQX異界アスタルジア初見レビュー

こんばんは、管理人の緑茶です。


本日はDQXに新しく実装されました「異界アスタルジア」の初見レビューを掲載します。

かなり辛口なので、まだプレイされていない方はプレイ後に読んでいただいた方が良いと思います。


異界アスタルジアとは、Ver7の新コンテンツで今までシナリオに登場したNPCキャラクターと共に最深部のボスの討伐を目指すコンテンツです。NPCと親密度をあげれば新装備「こころ」が手に入ります。



異界アスタルジアの流れ


・7人のNPCから3人を選びパーティーを編成します。

・3層ある攻略エリアを踏破します。

・4層目にいるボスを倒すと週1回限定でアイテムがもらえます。

・限定アイテムを消費し、異界アスタルジアの外で使える新装備「こころ」をNPCからもらえます。


<レビュー>


・今までのメインシナリオで旅をしたNPCと再び旅ができる点は非常に良い点です。4層前でキャンプを行い、NPCと会話ができNPCの意外な一面や小話をきけるのも面白いと思います。


・パーティーメンバーは、だれを選んでも弱いです。行動間隔が異常に長いのと主だった技がチャージタイム技なので1回の戦闘が長引く傾向があります。ぶっちゃけ道中の敵のHPやボスのHPが多すぎです。10分の1で良いと思います。

(おそらく各キャラのチャージタイム技には、ボイスが付いているのでこれをプレーヤーに聞かせるために無駄に戦闘が長くなっています。制作側のエゴを感じる仕様でした)


・レベルを上げていけば快適になるのだと思いますが、いつもの「長期的計画だけを見て足元を見ない」スクエニの悪い癖が出ていて現時点ではただひたすらにテンポが悪いです。


・新装備「こころ」で得られる効果も同様で、「こころレベル1」では誤差みたいな性能なので急いでやる必要はありません。


・NPCとの会話は本当に「雑談」です。いわゆる乙女ゲーのように話題から思考や趣味を推察したり、行動を予測してプレーヤー側が攻略対象に対して積極的にアタックできるような情報源ではありません。この雑談に面白さを感じるのかどうかで評価は分かれると思いました。少なくとも万人向けではないですし、あまり興味のない攻略対象との雑談はスキップされてしまいそうです。


・攻略エリアでは、まれにメタキンエリアなどがあります。とても幸運なエリアではありますし、通常のメタキンよりも逃げにくいような気がしますが、仲間の行動間隔が遅すぎるのと会心率もさほど高くないので、プレーヤーが会心技を持っていないと倒すのに時間がかかってしまいます。最低限ばくれつけんを使えるようにしておくとよさそうです。

 

 

<初見の総評>


★★☆☆☆


王家の迷宮とアスフェルド学園を足して混ぜたようなコンテンツです。NPCとの会話は面白い試みですが会話の中身が虚無すぎて少し痛々しい感じでした。

開発者はボイスを使えばプレーヤーが満足すると思っているような節を感じます。最近のゲームはフリーゲームでさえボイスが付いていることもありますから、ボイスの中身が大切だと思います。


と、ここまで辛辣に書きましたが、ここまでなら「★4」くらいの楽しさはありました。下記要素が、それを大きく損なっています。


その要素は「テンポ」です。このコンテンツは恐ろしくテンポが悪いのです。王家の迷宮と同じ構成でありながら歩くスピードが遅いです。雑魚敵をスルーして次の階層へは行けません。雑魚敵のHPが高く仲間の行動間隔長いので戦闘に時間が奪われます。景観も普通のフィールドで特にギミックなどはありません。


「進めていけば面白くなるんだよ!」と開発者の声が聞こえてきそうな調整ですが、プレーヤーに進めてもらえる前提になっている部分がとても傲慢だと感じます。


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