就職試験に落ち続け就職浪人直前の主人公木春由乃。学生時代にノリで登録した
タレント事務所から仕事の依頼を受ける。その仕事はなんと1年にも及ぶ村おこしの
観光大使だった!思わぬ大役に邁進する由乃の奮闘物語です。
アニメ公式ページは↓
http://sakura-quest.com/
ネット配信は↓
ニコニコ動画:http://ch.nicovideo.jp/sakura-quest
Amazon プライムビデオ:(予定)
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- ※13話目
・建国祭が始まった。前乗りしたライブ目当ての人々も含めて多くの観光客が
間野山に押し寄せた。その数はチュパカブラ王国年間来場者数に匹敵する
6千人。観光協会的には稀に見る大成功となった。
・その反面、リピーター用に企画した「間野山クーポン」は殆ど使われず、TVの
取材でも間野山をアピールした「クイズ大会」が全カットされるなど由乃達が
思っていた観光地としての間野山の魅力を伝えるという部分は大きな課題を
残してしまった。
--- レビュー ---
SHIROBAKOでお馴染みのP.A.WORKSによるオリジナルアニメーション
です。
建国祭編 後編です。
6000人がどどーんと間野山にやってきました。ドラゴンクエストの夏祭り
ですら2DAY合計で10000人ですから、無名の観光地が1日で集客した
人数としては大成功と言っても過言じゃないと思います。
しかもローカルTV局の人気番組でも紹介され、由乃達が思っていた方向とは
違いましたがどこから見ても「商業的に成功」です。
経済効果だけでも1人が間野山でジュース2本、お弁当1個、お土産1個、屋台で
1回遊んだとしても…
(130円×2)+500円+500円+500円=1760円×6千人
1056万です。実際は雑誌を買ったり外食もしたでしょうから更に多く、
おまけに副次的効果としては鉄道会社も大きな恩恵を受けました。
1日でこれだけの経済効果を出せば多少思惑と外れていてもボーナスが出ても
良いぐらいです。
それでも、由乃達は満足していない様子。というか由乃逃亡とも見れる結末で
した。
--- 総括 ---
さてさて、建国祭です。
ガッツリ町おこしエピソードの後半です。
6000人をさばききれず大混乱で由乃大ピンチの展開を予想していましたが
ガテン大臣の仕切りパワーが予想を大きく上回り、そちらでの混乱はほとんど
ありませんでした。
その分、恐れていたライブと建国祭の運営母体の違いによる「メインイベントの
同時開催」が大ダメージとなりました。
しかし現実的にライブがあったからこその大成功なので、立場上観光協会が
TV局側に何か言えるわけもなく、冷めた空気でクイズ続行となるあたり妙に
リアルで考えさせられる面白いシナリオでした。
さてさて、由乃達は大成功をあまり受け入れておらず、「失敗」と感じている
ようです。
ここからどうやって立ち直っていくのか続きが楽しみです!
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