就職試験に落ち続け就職浪人直前の主人公木春由乃。学生時代にノリで登録した
タレント事務所から仕事の依頼を受ける。その仕事はなんと1年にも及ぶ村おこしの
観光大使だった!思わぬ大役に邁進する由乃の奮闘物語です。
アニメ公式ページは↓
http://sakura-quest.com/
ネット配信は↓
ニコニコ動画:http://ch.nicovideo.jp/sakura-quest
Amazon プライムビデオ:(予定)
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- ※11話目
・お見合いツアー「どんと恋 間野山」も後半に入る。ツアーで訪れた展望台。そこで
サンダルさんの先祖が間野山の女性だったということが判明する。一方凜々子は自分
とイメージの被る「竜」について伝説を調べなおすのであった。
・ツアーの最後のイベント。「蛍まみれ夜」に参加した一行。そこで凜々子は間野山の
古い歌を歌う。その歌はサンダルさんが母国で母親か受け継がれた間野山の歌。
歌は「仲良くしたかったのに、方法を間違えてて死んでしまった竜への鎮魂歌」で
あり、間野山はよそ者を受け入れる土地柄であったと参加者にアピールして
企画は終了した。
--- レビュー ---
SHIROBAKOでお馴染みのP.A.WORKSによるオリジナルアニメーション
です。
どんと恋 間野山編 後編です。
前回は凜々子回の導入部でありながら、間野山踊りが注目を集めてしまったので
この回はガッツリ凜々子回となりました。
個性が強く、集団を好まない凜々子は自分を竜にイメージして周囲から異端の目で
見られていると悩んでいました。
しかし、その悩みも「間野山は竜だって受け入れる土地であった」ということが分かり
国王の励ましもやサンダルさんの先祖の話もあって、前向きに捉えられるように
成長したようです。
今回は口数の少ない凜々子をメインに置いた回ですでの、シナリオも尖った感じでは
なく全体的に最後の「鎮魂歌」を山場にしたテンポも緩やかな作りになっていました。
ただ、それだけではシリアスによりすぎるので、所々これまでのエピソードを活かした
ショートエピソードを挟んで適度に視聴者に息継ぎをするタイミングを作っています。
この手法は好感がもてる手法だと思いました。
--- 総括 ---
凜々子メイン回+サントラ販促回
そんなイメージの1話でした。
ちょっとサントラ部分は長かったイメージですが、ある程度尺をとらないと今回の
凜々子回の山場として視聴者の感動を引き出せないので仕方がない部分もありますが。
凜々子回は「踊り」「歌」とネット回に波及しやすい要素を意図的に入れてきた感じの
回になりました。
もともと影の薄い凜々子だったので、急に掘り下げても回想ばかりになってしまいそう
なので色々な要素をプラスして面白味を引き出していたのだと思います。
今までの○○回と違い視聴後のスッキリ感は薄目ですが、この凜々子の成長が今後どの
ように作品に活かされていくのか楽しみです!
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