就職試験に落ち続け就職浪人直前の主人公木春由乃。学生時代にノリで登録した
タレント事務所から仕事の依頼を受ける。その仕事はなんと1年にも及ぶ村おこしの
観光大使だった!思わぬ大役に邁進する由乃の奮闘物語です。
アニメ公式ページは↓
http://sakura-quest.com/
ネット配信は↓
ニコニコ動画:http://ch.nicovideo.jp/sakura-quest
Amazon プライムビデオ:(予定)
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- ※10話目
・青年会が企画したお見合いツアー「どんと恋 間野山」の女性応募者が3人と惨敗。
慌てた青年会は観光協会に「この3人だけでも!」と協力を求める。由乃達は女性
目線で企画を練り直し、間野山の魅力を伝えようと試みる。
・ついにツアー当日。由乃がツアーアテンダントを務め企画を盛り上げる。青年会
のメンバーがパッとしないものの「観光」としての企画は好評で喜ぶ参加者達。
しかし、そういった「賑やかなモノ」が苦手な凛々子は周囲との距離感を感じで
悩んでしまう。
--- レビュー ---
SHIROBAKOでお馴染みのP.A.WORKSによるオリジナルアニメーション
です。
どんと恋 間野山編 前編です。
来ましたP.A.WORKSのお家芸、「踊り回」です。
前作SHIROBAKOでは「エンゼル体操」という名前でキレッキレに動き
回るアニメーションが話題になりました。
本作では「間野山踊り」という盆踊りのような少し緩やかな踊りの動画となり
ました。
しかし、凛々子を除く主要キャラクター4人が「柄物の浴衣(手書き)」を着て
回転を含む踊りを滑らかに動くさまは、アニメーターの気迫を感じました。
前回はエンゼル体操と違い派手さはありませんが、いまのアニメーターであれだけ
の動画を描ける人がまだいたんですねー。
手首の返しとか細かい動作も多いうえに浴衣なので、自然な感じに動かすには
相当の技術がいると思いました。
もしかしたらCGのトレース手書きかも・・・と思うくらいでした。
ふつうのアニメであの精度の動きをさせるなら浴衣は無地。もしくはCGで後から
つけた不自然な柄でしょう。
それでも、もっとコマを落とした荒い動きになると思います。
ところが本作は手書きで4人分。さすがP.A.WORKSです。
--- 総括 ---
凜々子メイン回前編という感じです、シナリオも今までの観光協会立案実行では
なく青年会立案というかたちで変化がつけられています。
チュパカブラの企画で失敗して以降、ちょっと信頼を失いかけていた観光協会も
由乃達の頑張りによって頼られる組織として成長した模様です。
凜々子を竜に例えて、周囲に溶け込めないちょっと変わったパーソナリティを
持つ彼女の悩みを描きました。
今回は導入部でしたので、次回で周囲とどう触れ合うのか答えがでるのだと
思います。
シナリオも面白そうでしたが、今回は間野山踊り。ちょっと描く側の視点で
みるとかなりエグイ(重い)ので面白いと思います。
しかも国王だけ1回踊りを間違えるという謎の拘り(笑)
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