2016年4月9日土曜日

■2016冬アニメ総括■(後編)

こんにちわ!管理人の緑茶です。
 
 数日、休載させて頂きまして、まずはお詫び申し上げます。
 
 その流れで大変申し訳ないのですが、4/12もしくは4/13のどちらか、再び休載となります。
 いわゆる「冠婚葬祭」的なものでして、ご理解の程をお願い申し上げます。
 
 また、日程が確定しましたら、「お知らせ」を掲載致します。

 では、いつものペースに戻りまして、遅くなりましたが2016冬アニメの総括レビュー
 残り3本を掲載してまいります!

---本題です。

 今回のレビューは、「これそれ」恒例の総括レビューの後編です。
 今期はレビュー対象2本+未(一部)レビュー4本が対象です。
 総括レビューとは、各話レビューのまとめ的なレビューです。完結まで見て
 全体としてどういうアニメだったのかを纏めて書こうというモノです。
 
 通常のレビューで対象外にしていたものの視聴していたものも総括では
 レビューします。

 では、早速総括です。
 

 【僕だけがいない街】(一部レビュ)

  秀逸なシナリオの作品です。タイムスリップを物語の軸において、主人公「悟」が
  血塗られた連続殺人事件を止める為に、大人から小学生に戻り活躍する物語です。
 
  タイムスリップと言っても、肉体が過去に行くわけではなく、未来の記憶だけが
  過去に戻り、小学生の「悟」の肉体に宿るものです。
 
  たとえるなら「コナン君」状態です。
 
  悟は、未来の記憶があっても、それ以上の能力がるわけではないので「万能」ではなく
  明るい未来を勝ち取る為に、必死に考えて実行していく姿が感動的に良い作品でした。
  
  タイムスリップ時のフィルムを繋ぎかえるような演出もよく、シナリオだけではなく
  動画も演出も非常に良くできた作品です。
   
    
 【昭和元禄落語心中】(一部レビュ)

  落語家を主人公に、昭和初期~現在までの時代の流れを描いたヒューマンドラマです。
  生家から落語家の師匠の家に捨てられて、「生きる為に落語をやってきた」大名人・八雲
  の半生を描いた物語です。
 
  アニメですが、アニメチックな表現は殆どなく実写ドラマのような「リアル」な作品で
  した。
 
  八雲の少年期から高年期までを描いた作品ですから、本当に実写でドラマ化したら舞台
  セットだけでも各世代分用意することになり、物凄い高額な作品になるでしょうから、
  予算面からしてもアニメが向いている作品だと思います。
  
  人一人が、「落語」で生きていく大変さを描くと共に、アニメとしては斬新な手法で
  「落語のおもしろさ」も描いた良作です。
 
  2期が決定したそうですので、楽しみにしたいと思います。 
  
 
 【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】(レビュ)

  日本と異世界がGATEと呼ばれる門で繋がり、自衛隊が異世界で活躍する自衛隊
  ファンタジーです。本作は2期目となり、1期目で日本と交戦状態にあった帝国軍との
  和平を進める為に、2期目は「害獣・炎龍」を退治したり、帝国の内乱に巻き込まれたり
  と苦労をしながらも、最終的には和平を望むピニャ姫が政権を取り終幕となりました。
 
  1期との違いは、自衛隊による異世界人への「オーバーキル(やりすぎ)」が少なくなり
  被害を最小限に留めようとする政治的な側面が強く描かれました。
 
  異世界の住人を救うため、圧倒的に強者の自衛隊が奔走する姿は非常に爽快で、現実の
  自衛隊への好感度もあがる作品でした。
    
  ※それもそのはず、自衛隊の各部隊の協力で作られたアニメなのです(笑)
  原作はもう少し先で最終回を迎えており、シナリオのストックとしては3期も十分
  可能な作品です。
  
ーーー
  以上、冬アニメ総括となります。
  
  他、ミニレビューですが


  【少女たちは荒野を目指す】

   SHIROBAKOのような、お仕事系アニメではなく、ゲーム作成を題材にした
   学園モノです。一つのものを作り上げるという部分がブレないので、最後まで
   楽しく視聴できる作品でした。


  【ヘビーオブジェクト】

   超強力な兵器「オブジェクト」に何度も生身で戦いを挑む一般兵の物語。世界観や
   シナリオは良くできていますし、CGの使いどころも違和感のない良い作品です。
   最終回でも「オブジェクト」を破壊するのですが、その方法で今までの作戦もすべて
   解決できたんじゃないかと言う気が・・・でも、テンポよいイイ作品でした。
  
 
  【魔法少女なんてもういいですから】
   
   数分アニメとしては、よく出来ていました。あっという間に終わったしまうのですが
   録画して纏めてみると中々良くできたギャグアニメでした。
 
 
  【ラクエンロジック】
  
   メディアミクス作品ですが、単体でも十分に面白い作品です。まだ録画分を見終わって
   おらず、あき時間の楽しみになっています。
 
  【大家さんは思春期】
   
   魔法少女~よりも、1話完結の要素が強い数分アニメです。こちらも1話ずつみて
   いると一瞬で終わってしまうので、撮りためて纏め視聴がオススメです。
   単純な女子高生と社会人の同居シュチュエーションコメディとしても面白い作品です。
   
 <まとめ> 

  冬アニメは、なかなか楽しめました。特にGATEとルパン2015は鉄板で毎週楽しみ
  で仕方がない作品でした。
  
  想定外に面白かったのは、「昭和元禄落語心中」と「僕だけがいない街」でした。両作品
  とも事前のPVだけでは伝わらない「深い面白さ」を持った作品だったと思います。
  
  さて、もう始まっている春アニメ!こちらも楽しみです!

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