2021年10月3日日曜日

ぼくたちのリメイク(一部レビュー)(完)

<あらすじ>

ゲーム会社でディレクターを担当していた主人公。しかし何事にも上手くいかず、実家に戻ることになる。


実家でひと眠りした主人公が目覚めると、なんと大学入学前にタイムスリップしていた!




<レビュー>

未来の記憶を持った主人公がヒロイン、親友と共同生活をしつつ、同人ゲームを作成する設定は非常に魅力的でした。

 

タイムリープで過去にやってきた主人公が、その経験や知識を活かして大学生であるヒロイン達を導いていく基本路線も爽快でした。

 

反面、設定や各シナリオパートの面白さだけが際立ってしまい、結局主人公が何をやりたかったのか、言い換えるならこの作品のテーマが最後まで見えませんでした。

 

ふわっと始まって、各話楽しく進行して、ふわっと終わった。そんな感じです。

 

原作小説を読んでいないので想像になりますが、メインシナリオのド真ん中でバッサリ切ったような、そんな印象の最終回でした。

 

作画はとてもよく、出てくるヒロイン達も個性的でよく出来ていただけにアニメとしての終わらせ方に消化不良を感じてしまうのはもったいないと思いました。


2期があるなら、是非、ちゃんと終わらせてあげて欲しい作品です。


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