<あらすじ>
主人公リムルと、彼を慕い集った数多の魔物たちが築いた国に対して明確な「魔物への敵意」が存在していた。
それを利用し、リムルの国を滅ぼさんとする魔王クレイマンとの戦いがこの2期2部にて終止符を打たれる。
<レビュー>
待ちに待った2期の後半になります。登場人物も多く関係も複雑なので前半を見ていない方は前半を視聴したうえで見た方が面白いと思います。
なんと後半は冒頭5話くらいずっと会話劇でした。しかも場所やメンバーは変われどほぼ会議。こんなに会議に長尺を使った作品は日常系作品くらいじゃないでしょうか。
時折サブシナリオ的な、別シーンが差し込まれるので飽きることなく各話楽しく見れたのですが、ちょっと会議が長すぎるなぁといった感じ。
その後の展開はガラリと変わってクレイマンの軍勢との戦争シーンに突入します。視聴者溜まっていたモヤモヤが発散されたんじゃないでしょうか。
ところが、戦闘が終わると同時に場面は一転し魔王達の宴(ワルプルギス)が始まります。舞踏会的なパーティなのかと思っていたら、めっちゃ円卓会議。また会議かよとチラリと思ってしまいましたが、実際はクレイマンが参加者のヘイトを買いまくる演出もあって、リムルとクレイマンの一触即発を思わせる緊張感のある見ごたえ満載のシーンでした。
そのまま最終決戦、クレイマンVSリムルの戦いが始まります。頭脳派であるクレイマンが武闘派リムルと武力で雌雄を決する展開なので、視聴者的には薄々結果が見えており、安心してバトルを楽しめました。
倒されたクレイマンが悪あがきをした上で、少しだけ人間味のあるセリフを残して消滅するあたりも良い演出でした。
2期のラスボスも倒し、魔王としても認められ、リムルが日常へ戻ることで完結です。うまくまとめられたよい最終回だったと思います。
エンド後に「to be continued」と発表されたので3期をやるのかと思いましたが、どうやら劇場版へ続くとのことらしいです。
劇場版も楽しみな作品ですね。
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