2020年5月24日日曜日

同人ゲーム作成はもうかるのか?

こんばんわ!管理人の緑茶です。
今日は同人ゲームについて、もうかるのか計算していきたいと思います。
 
同人ゲームとは企業ではなく、サークルや個人が作成したゲームを指します。オリジナル・二次創作は関係ありません。

<前提>
・Nサークルさんの短編RPGをもし販売した場合で計算します。
・Nサークルさんは無給ですが、ここでは時給1000円で計算します。

<支出>
・構成、シナリオ、キャラデザなど上流工程:20時間×3人
・音楽など素材集め:5時間×2人
・ツクール入力:120時間
・スクリプト作成:20時間
・バランス調整、デバッグ:120時間×3人
・動画作成×3本:20時間
・品質チェック:2時間×3人
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制作費用合計 596時間=59万6千円

これが作品の原価になります。
(CGや作曲もオリジナルを使うのであれば、プラス作画、作曲料金が発生します)

結果的にそれなりの時間が投じられているので原価は高めかも知れません。

これをダウンロード販売する訳ですが、まぁツクール製ですし、内容もライトなので販売価格は500円程度が無難だと思われます。
 
大手の販売サイトに委託した場合、4割は手数料になってしまいます。

つまり実質1本300円です。

では、何本売れば赤字回避かというと1987本です。

500本売れれば「成功」という業界で、黒字にするには約2000本売らなければなりません。
 
うーん。ですね。

さらに言えば、仮に趣味ではなく仕事として1ヶ月で完成させたとします。
3人には時給として一人約20万が支払われます。税金控除後手取り15万位でしょうか。

 
毎月2000本級のヒット作を生み出し続けて手取り15万・・・。
 
相当の想像力と持続力が要求されそうで、なかなか仕事にするには厳しい世界だと思います。


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