こんにちわ!管理人の緑茶です。
今回のレビューは、「これそれ」恒例の総括レビューです。
今期はレビュー対象1本+未(一部)レビュー4本が対象です。
総括レビューとは、各話レビューのまとめ的なレビューです。完結まで見て
全体としてどういうアニメだったのかを纏めて書こうというモノです。
通常のレビューで対象外にしていたものの視聴していたものも総括では
レビューします。
では、早速総括です。
【サクラクエスト】(レビュー対象)
町おこしを題材にした、女性5人組みの奮闘を描いた作品です。
2クールを終え、素晴らしい最終回を迎えました。主人公の女性達の成長
だけではなく、登場した町の人々や町そのものが生まれ変わる切っ掛けを
丁寧なシナリオと作画で綴られた作品でした。
萌えやエロ、下品や過激な表現といった、比較的数字を取りやすい描写に
殆ど頼ることもなく、練りこまれた脚本と素晴らしい美術、新人声優と
ベテラン声優による熱量の高い演技で「THE日本のアニメ」ともいえる
王道を貫いた最近は中々見かけない作風でした。
それでいて遊び心も忘れておらず、このシリーズお約束の屈伸からの
うさぎ跳び運動や、最終回の法定速度ドリフトドライブシーンなど
マニア向けの御ふざけシーンもさり気無く挿入されていたりします。
1度見た方は改めて、初見の方は是非1度視聴をお勧めする今期一押しの
作品です。
【メイドインアビス】(一部レビュ)
アビス(巨大な縦穴)に挑む冒険ファンタジー作品です。
美しい背景や幻想的な世界感が特徴的で、コミカルでゆるめな作画とは
裏腹にシリアスなシーンも多くありました。
アビス自身が最大の謎なのですが、それを取り巻く細かい伏線も多く
視聴者の知的好奇心を刺激して引きの強い印象でした。
原作連載中ということで、最大の謎はお預けでしたがアビスの呪いという
2番目くらいに大きな謎の半分は解明されました。
作中でも2期を匂わせており、DVDの売り上げ次第では2期の期待が
膨らむ作品です。
【はじめてのギャル】(一部レビュ)
ギャルと一般人がおつきあいをしたら・・・というシチュエーション
ラブコメです。
ギャルという設定にはなっていますが、登場するギャル達はいわゆる
現実のギャルとは違い、中身は普通の女子であり容姿と言語だけ
ギャル風味にした形になっています。
作風もエロ強めのラブコメディーとなっており(最終話あたりを除き)
陰湿な敵対キャラクターが出ることもなく気楽に視聴できるアニメ
でした。
管理人的には主人公の友人の小早川(クリ頭)の言動がかなり危ない
方向にブレているので、違う意味で(放送禁止にならないか)ドキドキ
しました。
【異世界食堂】(一部レビュ)
1話完結型の食レポファンタジーです。普通の洋食?を異世界人が食し
絶賛するという作品です。
各話でテーマ料理があり、それを求めるゲストキャラの生い立ちや環境
などを交えて描き、単調な食レポにならない工夫がされています。
また、ゲストキャラは以降の違うテーマのシナリオにも登場し、少しだけ
ですがアフターストーリー的なシーンも描かれています。
魅力的なキャラや未回収のアフターストーリーも多く、是非2クールで
見たかった作品です。
洋食屋ですが、納豆ごはんやトン汁まで幅広い料理(食材)が美味しそうに
描かれるので視聴すると腹が減る作品でした。
【賭ケグルイ】(一部レビュ)
お色気をギャンブルへの狂気として表現した異色の賭博作品です。
主人公が常勝ではなく、稀に負けることもあるので勝負のシーンは
スリリングで面白い作品でした。
設定が細かく、キャラの個性も豊かなのでもっと話題になっても
良い作品だと思います。
おそらく「賭博」が中心の作品なので、その点で「見ず嫌い」を一定
人数生み出してしまうのと、お色気がかなり前に出ているので
SNSなどで話題にしにくいといった背景があったのだと思います。
内容的にはかなり面白いです。映像も妖艶で美しいです。秋アニメまでの
空白期間に視聴してみるとハマるかも知れません。
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以上、2017年夏アニメの総括となります。
<まとめ>
アホガール忘れました(笑)
タイトル通り、何も考えずボーッと見るのに最適な作品でした。
個人的にはシナリオ重めの作品が好きですが、アホガールのような
ゆるーい作品も全体バランサーとして大切だと思いますし、疲れたとき
なんかは逆にアホガールの方が良いこともありました。
さて、それでは長文、お付き合いありがとうございました!
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