文化も文明も現実の日本にとてもよく似た異世界のお話です。
現実との違いは「亜人」とよばれる「人」以外の「人類」が存在し、
彼らは端的に言えば「吸血鬼」や「雪女」である。
しかしこの世界では日常に溶け込み「ちょっととがった個性的な人」程度の
認識で普通に暮らしており、その日常を描いた作品です。
アニメ公式ページは↓
http://demichan.com/
ネット配信は↓
Amazonプライム・ビデオにて毎週土曜深夜より独占配信(予定)
--- 4行で読む この回のあらすじ --- ※5話目
・日下部 雪は雪女の亜人である。友人関係での悩みは解決したのだが雪には
亜人として「自分の力の強弱か判らない」という本質的な悩みを残していた。
・事の始めは、高校に直前に雪は湯船の中に浮かぶ氷を発見した事だった。
今まで体験したことのない自分の新たな力に気がついた雪は、自分の力が
今までどおり友達に害を与えない程度の力なのか判らなくなり、人との
接触を避けるようになった。
・その話を聞いた高橋教諭は伝承などを調査して、氷の正体は「汗である」と
実証する。発する冷気が強くなっているわけではない、つまり、他人に害を
与えるような力ではないと結論付けた。
・自分の力の本質を知り、自分の中で亜人の力について折り合いがついた雪は
明るさを取り戻し、同じ亜人である「ひかり」や「まち」だけではなく
以前陰口を言っていたクラスメイトとも仲良くなっていくのであった。
--- レビュー ---
亜人ちゃんは語りたい5話目になります。
雪女の性質について語られたエピソードでした。
雪が「ひかり」や「まち」よりも、自分の亜人の力に悲観的であったため
なんとも言いがたい、こそばゆい表情や芝居が多かった印象です。
高橋先生に「氷の正体」を証明されるまでの表情と「無害である」と気がついた
あとの表情の違いにも注目してみると、丁寧に作られている作品である
ことがわかると思います。
そして色々と雪女意外の情報も、散りばめられたお話でした。
たとえば、バンパイアは時々「カジカジ」したくなる。(あま噛み癖がある)
また高橋先生は、色々な亜人と語り合い親睦を深めているが亜人の(主に)生徒を
下の名前で呼ぶのは「ひかり」だけである。
ラストのシーンでは、前回のお話で雪の陰口を言っていた女子生徒
(クレジットをみると名前は木村 静香と井森 敦美のようです)ともカラオケに
行くほど親交を深めているようになっており、ちょっと暖かい気持ちになり
ました。
次回は新たな亜人の話ではなく、ひかりの家庭に着目した話のようです。
「小鳥遊姉妹は争えない」を楽しみにしたいと思います!
--- 総括 ---
冬アニメレビュー、レギュラーアニメ「亜人ちゃんは語りたい」の5話です。
ここまでは、ほぼテンプレで「特性に悩む亜人(生徒)が先生に相談する」
と言う形でしたが、ここから先はテンプレから脱してもう少し亜人に踏み込んだ
内容になるようです。
蛇足ですが今回で公式にアップされているPVの内容はほぼ使い切りました。
つまりPVを見て「何となく想像できるエピソード」はここまでと言うことで
次週からの展開が楽しみでなりません。
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