文化も文明も現実の日本にとてもよく似た異世界のお話です。
現実との違いは「亜人」とよばれる「人」以外の「人類」が存在し、
彼らは端的に言えば「吸血鬼」や「雪女」である。
しかしこの世界では日常に溶け込み「ちょっととがった個性的な人」程度の
認識で普通に暮らしており、その日常を描いた作品です。
アニメ公式ページは↓
http://demichan.com/
ネット配信は↓
Amazonプライム・ビデオにて毎週土曜深夜より独占配信(予定)
--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※7話目
・ひかりが校内で不審者を見たと高橋先生に報告に来る。高橋は「ひかりの
言うことなので勘違いの可能性も・・・」と勘繰りつつもひかりの慌てぶりを
見て念のために校内の巡回を始める。
・そのころサキュバスの亜人で数学教師の佐藤は、校内で見かけない制服を着た
生徒を見かける。転校生ではなさそうで、一緒に来た人物とはぐれてしまった
らしい。
・その生徒はクルツというドイツ人系の男の子。佐藤との会話で「ウソが下手」
「亜人に興味がある」「転校生ではない」という断片的な情報は判明したものの
肝心なことを喋らないので扱いに困っていた。そこへ巡回中の高橋がやって
くる。
・佐藤と高橋がクルツと会話していると、背の高い見慣れない中年男性が現れた。
彼がクルツの探していた相手、亜人課の刑事「宇垣」であった。宇垣は亜人に
(主にサキュバスによる美人局など)を専門に扱う刑事で、その「防犯」の
一環としてサキュバスである佐藤の様子を見に来たのだった。
・高橋は初めて出会う「亜人課の」刑事という職業に興味を持ち、タバコ部屋で
宇垣と二人だけで会話を試みる。宇垣は「最近は教育がよく亜人課は基本的に
暇」とぼやいていたが、それを聞いた高橋は教師として亜人ともっと向き合って
行こうと決意するのであった。
--- レビュー ---
亜人ちゃんは語りたい7話目になります。
ここまで雪に対する陰口を除き、基本的に人は亜人に優しく、亜人は人を害さ
ない(ように努力している)という世界観に一石投じるシナリオでした。
今回のシナリオも大前提は「互いに思いやる」というところでブレてはいません。
しかし、今回はそれでも「そうじゃない人間や亜人も存在し、人間側は亜人の
特性に警戒して亜人専門の対策組織を持っている」という世界観をひとつ深く
掘り下げた形になりました。
基本的に亜人に対して敵対的な組織ではないようで、亜人を犯罪から保護する
側面の方が強そうです。
ここまで軽いノリで亜人ちゃんたちが高橋先生とチョイラブコメディーを演じて
いましたが、今回はちょっと重めのテーマで雰囲気の違う作風になっていました。
毎回軽いノリだと単調になるので変えてきたのか、ここからシリアス方面に流れて
いくのか、今後の展開が楽しみです。
個人的には軽いノリに戻って欲しいです(笑)
--- 総括 ---
冬アニメレビュー、レギュラーアニメ「亜人ちゃんは語りたい」の7話です。
新キャラ登場回となりました。新キャラは2名です。
最初に登場した学生のような容姿の刑事はクルツというそうです。
なんでもサキュバスに催淫されないという特徴があるようで、比較的に事件を
起こしやすい(他人に影響を与えやすい)亜人サキュバスへの秘密兵器だとか。
もう一人の中年の刑事は宇垣と言って、古くから(少なくとも佐藤が学生のころ
から)亜人課の刑事として働いているベテランです。定期的にサキュバスと面会
し、悪事に巻き込まれていないかソレとなく確認しているようです。
一通り亜人側のキャラ紹介が終わったところで、人間側のキャラが増えて着ました。
今後、多様な亜人ちゃんたちとの絡みが面白そうな人たちでしたので楽しみが
増えました。
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