2024年12月29日日曜日

【2024】アニメ振り返り総決算!【まとめ】

本日は、2024年のアニメから管理人が厳選に厳選を重ねた BEST3 をご紹介します!

これらの作品は、年末年始の連休中にぜひ視聴していただきたい至高のラインナップです。


この1年で約100作品を視聴した管理人が選んだ珠玉の3作品。ぜひご参考にしてください!


No.3: この素晴らしい世界に祝福を!3期

ジャンル:異世界ファンタジーギャグアニメ



個性的なキャラクターたちが織りなす、笑い満載の異世界コメディ。

一見ハーレムものに見えますが、エロに頼らず純粋なギャグとテンポの良いシナリオで笑いを届けてくれる点がこの作品の魅力です。


3期ではさらにキャラクターの掛け合いがパワーアップし、シリーズを通して見るとより楽しめる構成になっています。これまで視聴していない方は、1期からぜひどうぞ!


No.2: 葬送のフリーレン

ジャンル:ファンタジー・冒険



正確には2023年から放送されていますが、年をまたいでいるため2024年の作品としてカウントしました。

魔王を倒した後の平和な世界で、長寿の魔法使いフリーレンが過去を振り返りながら旅を続ける物語です。


この作品の魅力は、ファンタジー世界の歴史や文明の進化を視聴者に感じさせつつ、キャラクターたちの心情を丁寧に描写している点です。冒険心をくすぐるストーリー展開が秀逸で、一度見始めると止まらなくなります。


独特な世界観と変わりゆく空気感を堪能できる作品です。


No.1: 無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール

ジャンル:異世界転生・ヒューマンドラマ



タイトルから誤解されやすいですが、この作品は2024年の個人的 No.1 と言える傑作です。

転生した主人公・ルーデウスが、異世界での成長や過去のトラウマ、失ったものを乗り越えながら生きる様子を丁寧に描いています。


2期では、親子の再会や仲間との別れ、学園生活など、主人公の成長に欠かせない重要なシーンが多数描写されています。物語は笑い・感動・エロなど多彩な要素を盛り込み、視聴者の感情を大いに揺さぶります。


【特におすすめポイント】

・丁寧なキャラクター描写

・主人公の人間味あふれる成長過程

・圧巻の作画と音楽


ぜひ1期から視聴してみてください!


まとめ

2024年も多くの素晴らしいアニメが放送されました。その中でも今回ご紹介した3作品は、ストーリーやキャラクターの魅力が際立つ名作ぞろいです。年末年始の視聴リストに加えてみてはいかがでしょうか?


2025年もさらに素晴らしいアニメが生まれることを期待しています!



2024年12月26日木曜日

【どうしてこうなった】某アニメの最終回について

色使いの独特さとその影響

とある作品を1話から最終話まで視聴しました。この作品の個性を出そうとしたのかも知れませんが、色使いが非常に独特で目が疲れる仕様でした。派手な戦闘シーンでも限られた色範囲で描かれており、迫力に欠ける印象です。この色使いには制約があるようで、採用した意図が気になるところです。


作画ミスとその影響

極めつけは、何度も使われるバンクシーンの作画ミスです。バンクとは戦隊ものの変身シーンのように繰り返し使われるカットを指しますが、この作品ではスコープからレーザー(黄色線)が発射される場面があります。本来、銃身から赤いレーザーが発射されるべきなのに、明らかな作画ミスが修正されることなく使い続けられました。


以下の挿絵で例を示します。(作品が特定されないようにAIで出力した例です)


このような初歩的なミスは、一目で気づくレベルです。それでも修正されないまま放送され続けるのは、制作陣のリスペクト不足を感じます。


制作予算と演出の問題

視聴率が低かったのか、後半から制作予算が減らされた様子が顕著でした。会話シーンが風景のパン映像に置き換えられ、キャラクターの顔は謎のドアップや後ろ姿ばかり。歩行シーンも足元が描かれず、上下に動く静止画で表現される始末です。まるでフラッシュアニメを見ているようで、最終回でこれを多用するのは視聴者として悲しくなりました。


まとめ

良作も多い中で、このような作品に当たることもあります。しかし、それも含めてアニメ視聴の楽しみと捉えられるのではないでしょうか。制作の厳しさや予算の制約を理解しつつ、次回作に期待を寄せることが大切だと思います。

2024年12月24日火曜日

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期(終)

<あらすじ>(引用)

転生して異世界の弱小貴族に生まれたアルス・ローベントは、特別な武力や知力はないが、他人の才能を見抜く「鑑定スキル」を所持していた。アルスは出自に関わらず有能な人物を登用していき、受け継いだ領地を発展させていく。


<レビュー>

2期では、ミーシアン州の次期総督を巡るクランとバサマークの争いを中心に、アルスの成長と人材活用が描かれました。1期で発見した人材が活躍する場面や、鑑定スキルに頼らず人徳を活かして新たな人材を獲得する様子が印象的です。


「鑑定スキルで成り上がる」というタイトルについては疑問が残りますが、鑑定スキルを人物紹介の省略に活用しており、作品の軸としてはブレていません。この設定が無双系スキルアニメとの差別化に繋がっており、アルスの成長過程や人材が主人公を押し上げる展開に視聴者も感情移入しやすくなっています。


【魅力的なポイント】


スキルだけではなく主人公自身が魅力的

鑑定スキルを補助的に使いながら、アルスの人徳やリーダーシップが描かれるため、視聴者が主人公に共感しやすい作りになっています。


満足感のあるストーリー構成

2期は、導入から最終話でアルスが昇進し結婚式を挙げるまでがしっかりと描かれています。「俺たちの戦いはこれからだ!」的な曖昧な終わり方ではなく、一区切りがついた形で物語が締めくくられている点は好印象です。


視聴者への配慮

昇進や帰還といった区切りを明確にしつつ、キャラクターたちの活躍がきちんと描かれているため、満足感のある作品に仕上がっています。


【追加情報】

原作について

原作は未来人A氏によるライトノベルで、小説家になろうからスタートした人気作品です。異世界転生系の中でも地道な努力と人材活用をテーマにした独自性が評価されています。


キャラクターの補足情報

アルス・ローベント:主人公であり、鑑定スキルを駆使して領地を発展させる若き貴族。人徳と指導力が魅力。

クラン:アルスの盟友で、戦術や戦闘で大きな役割を果たすキャラクター。

バサマーク:総督を巡る争いで対峙する敵。戦略や陰謀を張り巡らせる姿が描かれています。

次期放送について

現在3期は未定ですが、今後の展開が期待されます。


【まとめ】

「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」第2期は、スキルに依存しない主人公の成長と人材の活躍が丁寧に描かれた秀逸な作品です。スキル無双ではない異世界転生アニメを求めている方には特におすすめです。

満足感のある最終話と今後の展開への期待感が高まる内容でした。ぜひご覧になってみてください!




2024年12月22日日曜日

年末年始のお知らせ

本サイトの年末年始のスケジュールが確定しましたのでお知らせします。

今年は年明けの休暇日が長いので、里帰りのため変則的になります。


29日(日曜日) 掲載日 → 掲載日(年内最終更新日)

31日(火曜日) 掲載日 → 休載日

01日(水曜日) 休載日 → 新年のご挨拶掲載(予定)

02日(木曜日) 掲載日 → 休載日

05日(日曜日) 掲載日 → 掲載日(ストック記事)

07日(火曜日) 掲載日 → 休載日

09日(木曜日) 掲載日 → 掲載日(ストック記事2)

12日(日曜日) 掲載日 → 掲載日

…⇒ 以降通常通り


以降、通常スケジュールとなります。31日は休載になってしますが、申し訳ございません。ご容赦頂ければと思います。

スットク記事に関するDMやコメントに関しては10日以降に確認する形になりますので、ご了承お願い致します。


では、今年もあとわずかですが、本年も最後までよろしくお願いします!

2024年12月19日木曜日

【YouTube】ばんばんざいチャンネル るな妊娠&卒業(感想)

ばんばんざいチャンネルで妹的なポジションだった森元流那さんが、妊娠と卒業を発表されました。まずはおめでとうございます。そして、お疲れさまでした。


もともと「結婚や子どもが欲しい」という夢を語っていたので、それが現実となったことは素晴らしいことだと思います。一方で、掲示板などでは「誰それ?」といった書き込みも見受けられます。これを精神的に不安定な妊婦が目にする可能性を考えると、なぜそんなことを書くのか疑問です。


【妊娠・出産から考える女性の労働環境】

妊娠は女性にしかできないことですが、それによる体調不良や労働制限の影響で仕事を休まざるを得ない場合が多いです。その結果、収入を夫に頼ることになりがちです。しかし、現在の景気や物価上昇を考えると、若い世代が子どもを育てることの難しさを痛感します。


例えば、出産費用は約50万円程度とされていますが、これは一般的な新卒社員の月収では捻出が難しい金額です。一方、YouTuberで280万人の登録者を持つばんばんざいチャンネルの一員として高収入を得ていたルナさんだからこそ可能だった選択とも言えます。


【日本の少子化問題と労働環境の課題】

かつての日本は「働く夫+専業主婦」という形態が主流でした。この形態では、夫の収入が家族全体を支え、妻は家庭や子育てに専念するという役割分担がありました。しかし現在は、女性も働くことが当たり前となり、両親ともに労働に従事する家庭が一般的です。


このような状況で少子化に歯止めをかけるためには、以下のような制度改革が必要かもしれません。

・出産・育児にかかる経済的負担を軽減する政策の強化

・柔軟な働き方が可能な職場環境の整備

・男性の育児休業取得率向上

これらの仕組みが整えば、若い世代も安心して家庭を築ける社会が実現するのではないでしょうか。


最後に

今回のルナさんの妊娠と卒業の報告は、喜ばしいニュースであると同時に、日本の少子化問題や女性の労働環境について改めて考えさせられる出来事でした。これからも彼女の幸せを祈るとともに、私たちも豊かな社会を作るための議論を深めていきたいと思います。



2024年12月17日火曜日

アニメ 妻、小学生になる。(一部レビュー)

 <あらすじ>(引用)

10年前に妻を亡くした愛妻家の新島圭介。そんな彼のもとに、突然現れた小学生の女の子、白石万理華は「私は他界した妻、貴恵だ」と名乗り…小学生の姿をした妻との不思議な生活が再び始まります。


<レビュー>

今回のレビューでは、アニメ版単体の視点で感想をお伝えします(ドラマ版との比較は過去記事をご覧ください)。


物語が進む中で、貴恵が「生まれ変わり」ではなく、万理華の体に憑依していることが明らかになります。この事実に気づいた貴恵と圭介は、万理華の人生を守るため別れる決意をします。一方、娘の麻衣は二度目の母との別れを受け入れられず、葛藤します。


シリアスな展開に伴い、キャラクターの演技が難しくなっていますが、特に涙の描写が秀逸です。大粒の涙が頬を伝う様子がキャラクターの心情を的確に表現しており、印象的なシーンが多くなっています。また、憑依が判明してから圭介が受け入れるまでの葛藤や娘を説得する流れも、3話分の尺を使い丁寧に描かれています。この部分では、視聴者もキャラクターと一緒に悩みや感情を共有できるような構成が取られています。


特筆すべきは、1話ごとに起承転結がしっかりしており、全体的に間延びせず、家族愛というテーマに寄り添った構成となっている点です。最終回に向けて、麻衣、圭介、万理華、そして貴恵それぞれの結末がとても気になります。




2024年12月15日日曜日

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中(一部レビュー)

<あらすじ>

処刑前夜、牢から逃げた令嬢ジル。

無実の罪を着せたのは婚約者の王太子ジェラルドだった。


戦場で「軍神令嬢」と呼ばれたのも初恋のためだったのに……。

兵の矢に討たれたはずが、目覚めると10歳の自分に戻り、ジェラルドの求婚をかわすため、隣国の皇帝ハディスに嘘をつく。


だが、未来で暴虐の限りを尽くす彼は、恋愛オンチな純情皇帝で……!?

ジルはジェラルドではなくハディスと結ばれ、失ったすべてを取り戻す決意をする。


<レビュー>

最近よく見かける「断罪からのタイムリープ作品」であり、いわゆるやり直し令嬢の大逆転劇です。


10歳に戻ってしまった主人公ですが、16歳のときと変わらない膨大な魔力量を誇り、軍艦を魔力で投げ飛ばすほどの実力を持っています。加えて、指揮官としてのカリスマ性や知性も兼ね備えており、「強くてニューゲーム」状態となっています。


婚約相手のハディスは、1回目の人生で「竜帝」と称される強敵だった人物です。主人公と竜帝のコンビは最強のパーティーを形成しており、その盤石さが物語の軸となっています。


ただし、主人公と竜帝はともに精神的に未熟な部分もあり、それが弱点として露見することがあります。しかし、一方が崩れてももう一方が補う形で危機を乗り越えるため、隙のないコンビとして描かれています。この構成は「ティアムーン帝国物語」(同じくやり直し系の小説)と似ています。


【魅力的なポイント】

主人公の圧倒的な強さと知性:10歳とは思えない思慮深さが光り、強い女性像として物語を牽引します。

婚約者の竜帝:未来では危険人物と化しますが、現在の純情さやラブコメ的な描写がアクセントとなっています。

テンプレートの安心感:テンプレ展開ではありますが、「つまらない」というよりは「安定感がある」作りで、誰もが楽しめる内容です。

また、テンプレ展開にもかかわらず、主人公と竜帝の掛け合いやライバルとの対決は爽快感があり、読者を飽きさせません。


【まとめ】

本作は、悪役令嬢ものややり直し系のファンには特におすすめです。展開が予想できても主人公の強さや竜帝とのラブコメが絶妙なバランスで物語を盛り上げています。テンプレートだからこその安心感と安定感を楽しめる作品です。


年末年始の休暇中にじっくり楽しむのにぴったりの作品です。ぜひチェックしてみてください!




2024年12月12日木曜日

休載のお知らせ

管理人の緑茶です。

本日はリアル作業で帰宅時間が0時前後の予定のため、休載となります。

楽しみにしていただいて、恐縮ですが次回の更新は日曜日となります。





2024年12月10日火曜日

活動レポート 2024年11月

管理人の緑茶です。こんばんは!

今回は先月の活動レポートとなります。


【実績】

作家関連のお仕事は……ゼロ(ZERO!)。

今月も安定のゼロ!(ZERO!)でした。


【雑感】

『レビューの話題』

今月は新規2作品、ゲーム系1作品、再レビュー系3作品のレビューを掲載しました。この中でも「らんま1/2」は非常に悩んだ作品でした。一世代を代表する良作で、昭和版に忠実なアニメ化が施されており、作画の大きな変更もありませんでした。


成功作のリメイクゆえに「それ、知ってるよ」と言われてしまうリスクが高く、レビュー内容がスカスカになる恐れがありました。できるだけ工夫を凝らしたつもりですが、いかがでしたでしょうか。


『DQXの話題』

Ver7.2を存分に楽しんでいます!

職人専用キャラもシナリオスキップ機能により最新コンテンツにアクセスできるようになり、これまで触れてこなかった職業を新たに育成できるのが新鮮で刺激的です。メインキャラでは全職業を極めるのが難しいため、職人キャラの活用がゲームの楽しみ方を広げてくれました。


『YouTubeの話題』

最近の広告仕様変更に不満があります。スキップ可能かどうかが一目で分からず、興味のない広告でもスキップボタンを待たなければならないのはストレスです。広告を動画後にすぐ表示するなど、もっと効果的な方法があるのではないかと思います。


『その他の話題』

2025年向けNサークル新作ゲームのシナリオ執筆を始めました!

今回はシナリオ主体のネタゲーで、作業量は多いものの、自由にシナリオを書ける環境なので楽しく取り組んでいます。初稿アップ後に修正が来るのは覚悟していますが、その反応も含めて楽しみにしています。


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 以上で今回の活動レポートは終わりです。

 それでは長文お付き合いありがとうございました!

 今月も引き続き更新しますのでズズズイッとよろしくお願いします!!

2024年12月8日日曜日

魔王2099 (一部レビュー)

<あらすじ>

統合暦2099年。

究極の発展を遂げた未来都市で、新宿市の次に魔王が降り立ったのは電脳魔導都市サイバーマギノシティ・秋葉原市。


そこに君臨する秋葉原御三家と、彼らが有する《王徴レガリア》——。

“電気街”と“魔法街”が対立構造を呈する奇怪都市に渦巻く陰謀。

新たな覇道の鍵を求め、魔王はさらなる躍進を遂げる!


<レビュー>

500年の時を経て復活した魔王が、技術革新の進んだ未来都市を舞台に、再び世界を手に入れようとする物語です。


この作品は、シリアスなストーリー展開と時代錯誤のギャグが絶妙に組み合わさった異色のアニメです。伏線がしっかりと張られており、丁寧に作り込まれたシナリオが魅力的です。


魔王は500年後に勇者と再会しますが、勇者は廃人と化し、かつて「不死」と呼ばれた同族はエネルギー源として虐殺されていました。この設定は、単に敗戦したから虐殺されたのではなく、虐殺に意味を持たせることで、物語に深みを与えています。


さらに、魔王の部下が勇者側に寝返る展開も描かれています。この500年という時間が、魔王の不在によって世界をどう変えたのかを語る重要な要素になっており、部下たちの心理描写がキャラクターの掘り下げとして機能しています。

作中では、廃人勇者と魔王が手を取って、この裏切りモノを退治するエピソードもあり鉄板ですが「魔王×勇者」のカップリングを見せてくれるのも熱い展開でした。

シリアスなシナリオだけでなく、魔王が未来世界でゲーム配信者となって生計を立てるなど、現代社会における「時差ぼけ」的なギャグも随所に挟まれています。このギャップがストーリーを重くしすぎず、視聴者を引き込む要因になっています。



2024年12月5日木曜日

【冬アニメ】暫定お勧めランキング5

こんばんは!本日は私の独断による、冬アニメ暫定ランキングを掲載します。


現在、各作品も最終回に向けてクライマックスに突入しています。クライマックスを見る直前の期待値なども踏まえ、ランキング化しました。それでは早速いきましょう!


【5位】

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える


主人公は最強の戦士の孫でありながら、「話術士」という非戦闘向きなスキルを与えられてしまいます。そのため、戦闘力不足を努力と仲間の力で補い、祖父を倒した強敵に挑む物語です。


ただし、タイトルで謳われている「最凶の支援職」という話術士要素は、バフ・デバフに留まるためやや薄い印象です。クライマックスで話術士の特徴がどう活かされるかに期待を込めて5位としました。


【4位】

パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき


追放系のアニメです。主人公は治癒師ながら、「範囲回復」や「高等回復」を使えない青年。ある事件をきっかけに「剣術」や「魔術」を習得し、スキルではなく努力で最強の実力者へと成長します。新たに結成したパーティーとともに、ダンジョンの深淵で起きる異変に挑みます。


ストーリーは面白いものの、主人公が治癒師である必要性が薄く、現在は剣士(短剣)としての活躍が目立っています。クライマックスで治癒師としての要素に光が当たることを期待したいと思います。


【3位】

ひとりぼっちの異世界攻略


こちらは追放系の亜種で、自ら孤独を選んだ主人公の物語です。ゴミスキルばかりを与えられ、不遇な異世界転移となった主人公ですが、異世界への適応能力とスキルのポテンシャルを見抜く観察力に長けており、他の転移者を上回る生存能力と戦闘力を発揮します。


ギャグ要素も多く楽しめる作品ですが、ラブコメ要素が少ないのは少し残念です。それでも続きが気になる魅力的な作品です。


【2位】

歴史に残る悪女になるぞ


主人公は自らを「悪役令嬢」と称し、怪しげな聖女もどきと対峙する「もう一人の聖女」の物語です。スキルに頼らず努力で自分を鍛え上げ、聖女に匹敵する悪女となった主人公の姿が魅力的です。


また、王子様とのラブコメパートや聖女の能力の謎など、多くの要素が盛り込まれており、単なる「悪女もの」に留まらない幅広い面白さを持つ作品です。主人公が片目を失い眼帯をするなど、予測不能な展開も期待を高めています。


【1位】

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期


人の能力を数値化して見ることができる鑑定スキルを活用し、領主の息子として成長した主人公。第2期では、1期で集めた仲間と共に戦争で武勲を上げる様子が描かれています。


鑑定スキル自体の重要性は低下しましたが、1期での伏線回収や戦術・知略を駆使した集団戦が見どころです。多くの異世界転生ものが小規模な戦闘を描く中、本作では「軍隊vs軍隊」という規模の大きな戦闘が展開され、奥深い戦いが楽しめます。今後の活躍が非常に楽しみな作品です。




2024年12月3日火曜日

【軽い日記的なもの】ケンタッキー「新鳥の日パック」

こんばんは!管理人の緑茶です。

ちょっと特別な日に食べたくなるものの一つに、ケンタッキーフライドチキンはありませんか?

そうです。デートで食べると、上品に食べるのが非常に難しいあのケンタッキーです。しかし、ジューシーで濃い目の味付けがクセになるので、定期的に食べたくなります。

さて、毎月28日は「ニワトリ(28)」との語呂合わせで、お得な「とりの日パック」が販売されています。これまではチキン+サイドメニューで「総額〇〇円お得!」という販売方式でした。

これはこれでお得感はありましたが、私の場合「特別な日に食べるもの」という位置づけなので、正直言って、マクドナルドのようなポテトや飲み物といったサイドメニューにはあまり魅力を感じませんでした。

しかし、この11月からメニュー改定が行われ、なんとチキン5個で1100円というシンプルな構成にリニューアルされました!!

通常価格ではチキン10本で3100円、つまり1本あたり310円ですが、5個で1100円となると1本220円換算です。セブンイレブンのホットスナック「ななチキ」が単品240円(税込み)なので、それよりも安いのです。

さらに、ななチキ(たんぱく質:14.5g、脂質:8.7g、炭水化物:8.5g)と比べ、ケンタッキー(たんぱく質:16.5g、脂質:12.8g、炭水化物:9.1g)は容量が多いです。(※各社HPより引用)

ななチキは独特の味と、コンビニの手軽さが魅力的です。しかし、専門店の看板メニューをコンビニよりも低価格で販売するというのは、期間限定とはいえ、非常に高い顧客訴求力を持つ戦略だと感じます。

また、サイドメニューは別途購入すれば割引が適用されるオプション方式になりました。そのため、サイドメニューが好きな人も、チキンだけ食べたい人も満足できる内容です。

個人的には、この新メニューにはケンタッキーのマーケティング能力の高さがよく表れていると思います。

毎月28日はケンタッキーでいいんじゃないかと思うほど衝撃的でした。この日記を通じて、皆様と共有したいと思います。

ちなみに「5本」という数量も絶妙ですよね。一人では少し多いですが、二人なら丁度よく、ケンタッキーの客層をうまくとらえている印象です。



2024年12月1日日曜日

魔法使いになれなかった女の子の話~9話(一部レビュー)

<あらすじ>

魔法使いに憧れる天然少女クルミ=ミライと、代々魔法使いを輩出する名家の令嬢ユズ=エーデル。レットラン魔法学校の国家魔法師養成専門学科(通称・マ組)への進学は、魔法使いになるための必須条件。しかし、二人はまさかの受験失敗…。

<レビュー>
物語は、古代魔法を巡る陰謀めいた内容へと進み、クライマックスに向かっています。マ組への編入試験に挑むクルミとユズですが、その試験にも裏がありそうで、シナリオは一層緊迫感を増しています。

これまで全体的に能天気な作風でしたが、シリアスな展開が徐々に忍び寄っているのが視聴者の心を引き込む工夫となっており、「ギャップ萌え」の原理がうまく機能しています。

とはいえ、気になる部分が2点あります。
まず、作画が見にくい点です。元々フィルターをかけたような低コントラストで描かれている本作ですが、視覚的な情報量が増えるにつれて、そのフィルターが邪魔に感じられるようになっています。特にシリアスなシーンに入ると視覚的な混乱が生じやすくなるのではないかと心配です。

次に、内容と放送時間のアンマッチです。魔法少女ものとしての構成がある一方で、深夜1時という時間帯で放送されていることから、ターゲット層が不明瞭です。内容自体が日曜日の朝の子供向けのような雰囲気であり、深夜帯ではその魅力を最大限に活かしきれていない印象を受けます。結果的に視聴者層が限定されてしまい、視聴率を下げてしまう恐れがあります。

この作品は1話ごとに起承転結がしっかりしていて、次回への引きもしっかり盛り込まれている完成度の高い作品です。しかし、前述の2つの点が気になって仕方がありません。少し刺激的なアクションシーンや魔法バトルがあれば、大人もアクションアニメのような楽しみ方ができたのではないかと思います。

物語もクライマックスに入り、今後の展開でアクションシーンが増えるかもしれません。ぜひ一度、視聴してみてはいかがでしょうか?