2024年10月29日火曜日

魔法使いになれなかった女の子の話~4話(一部レビュー)

<あらすじ>

魔法使いに憧れる天然少女クルミ=ミライと、代々魔法使いを輩出する名家の令嬢ユズ=エーデル。レットラン魔法学校に受験失敗し、「普通科一組」で魔法使いを目指すことに。

<レビュー>

独特な作画が特徴の青春魔法学園ファンタジーです。幼少期に魔女に憧れた主人公が魔法学校にまさかの受験失敗するところから始まります。

この世界には「古代魔法」と「現代魔法」の2つがあり、古代魔法は魔法のペンで魔法陣を描き、現代魔法は手帳に記憶させて発動します。クルミは現代魔法の授業を受ける予定でしたが、普通科に進むことになり、古代魔法を学ぶことになります。

各話で謎の組織による妨害が発生し、クルミが対処しようとするも失敗し、先生が助けに来る展開が続いていました。しかし、4話でその先生がいなくなり、今後の展開が非常に気になります。

深夜帯の番組ですが、魔法少女アニメのような構成で、1話ごとにテーマがあり、バトルもあり、Bパートで綺麗に完結するテンプレート型のシナリオになっています。これにより、複雑な設定や伏線があっても視聴者に情報を理解させやすい構成になっており、非常に良い方式だと感じました。

主人公は魔法をうまく使えないながらも、その中でセンスの高さを見せる描写があり、ヒロインとしての特別感がしっかり伝わります。成長を描く作品は個人的にも好みですし、この作品もその期待に応えてくれそうです。

唯一気になるのが作画のタッチです。「おそ松さん」のような色使いで、フィルター越しに見ているような違和感があり、これが視聴者に受け入れられるかどうか心配です。しかし、1話でも見てもらえれば、その魅力が伝わる作品だと思います。この機会にぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。




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