<あらすじ>
人型の感情を持つヒューマノイドと人類、そして純然たるプログラムで動くロボット。人と人以外が共存する未来でおこるヒューマンドラマを描く
<レビュー>
基本的にはオムニバス形式のアニメですが、ヒューマノイド視点で描かれることが多い作品です。
人間とは違い何でも修理・改善・変更ができてしまうヒューマノイドの心の葛藤を描くことが多く、人間ならあきらめてしまうような場面で、人間同様にあきらめるのか、修理改善して進み続けるのか、正解のない答えを出し続ける作品です。
家庭内暴力を持っているが、対外的な性格はよく人格者として知られるおじいさんのヒューマノイド。事故で電脳系が壊れ放心状態になってしまう。
ヒューマノイドなので修理できるが、修理してしまえば家庭内暴力まで戻ってしまう。悩む家族に人権団体が「修理しないのは人権違反だ!」と強引に説得する。
結局修理することになるが、家庭内暴力により家族は再び苦しむことになる。など、直せてしまうことが必ずしも良いことではないといった、メッセージ性のある話も多く大人から子供まで楽しめる作品です。
近未来の話ですが、このまま人類が進化すれば訪れる未来かもしれません。そういった意味で何か心に刺さるモノがある作品でもあります。
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