2022年9月13日火曜日

異世界薬局(一部レビュー)その2

<あらすじ>

現代日本の薬学研究者であった薬谷 完治は目を覚ますと、宮廷薬師の名家ド・メディシス家の息子、ファルマ・ド・メディシスとして転生していた。


ファルマはレベルの低いこの世界の医療に絶望する。


そして、真に効果のある薬を広く人々に届けるべく『異世界薬局』を開業する……。

<レビュー>

薬局も無事に開局し、タイトル通りの展開が始まりました。

リアルの薬局と違う部分としては

①薬師が医師としての役割も担う。(診察・処方ができる)

②主人公は神術で患者の病名を推測事ができる

③階級社会なので医療が平民に届いていない

④主人公は神だった?(もしくは神に近い存在)

⑤魔法(神術)が存在するが、有限のためあまり使われていない


このような点です。総合すると、神である主人公はその万能の能力で薬師として身分を問わず人々を病から助ける物語になっています。

 

医術無双とでも呼びましょうか。そんな無双状態に黒死病というリアル世界にも存在する疫病が発生しました。

 

主人公は誠意をもって対話と協力を繰り返すことで、この難局を乗り切ろうと奮闘します。

 

この辺のシナリオが、主人公は無双なはずなのに黒死病を魔法でパパッと倒すことは出来ず、転生前の現代の医学知識を駆使しして地道に対応していく展開が、医療物としての面白さを感じます。

 

ファンタジー×医療の本作は、とても新鮮で個人的には毎週楽しみな作品です。

 

出会う重要人物(上流階級の人々)をどんどん取り入れて成り上がっていく感じもワクワクする作品ですね!




0 件のコメント:

コメントを投稿