どうもこんにちわ。手術を神回避の管理人です。
さて、ボンヤリうたた寝していると、昔、同人ゲームを作ってるニックさんという方の話を思い出しました。
ゲーム作りでは「得する気持ちで作れないゲームクリエーターは調整がへたくそ」という話で、ゲームバランスや仕様を決める段階で、そのスタッフが「得する気持ち」で作業しているのか「損する気持ち」で作業しているのかでユーザ満足度が全然違うよ。という話でした。
要約すると、例えば「この敵のドロップゴールドは100Gにしよう」と決めたとして、その時に「これはお得だな!メチャクチャ倒されそう!」と前向き(お得)に思っているのか「100Gかー。高いなー。武器の値段とか道具の値段とかバランスを考えるとギリギリだなー」と後ろ向き(損している)と思っているかです。
前者はユーザー目線で調整しているスタッフ。後者は都合主義。つまりユーザー目線ではなく制作側のバランスを考えています。この思想の違いが積み重なると、前者のスタッフが調整したゲームは「楽しい!」「爽快!」「テンポがいい!」といった評価を受けやすく、後者のスタッフが調整したゲームは「面白くない」「メンドクサイ」「作業ゲー」といった評価を受けやすいので、ニックさんは努めて「得する気持ち」でゲームの調整をしているとのお話でした。
バランスは崩壊しないの?と聞いてみましたが「ユーザーが面白くないゲームにバランスもくそないよ。バランスをとるためにゲームを面白くしないのは、本質が分かってない。ゲームはエンタメだから」と言ってました。
なるほどなーって思った記憶を文章で残しておきます。
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