2021年12月9日木曜日

(ドラマ)凛子さんはシてみたい(一部レビュー)

<あらすじ>

27歳にしてウェディングプランナーのチーフに昇格し、地位、名誉、憧れ、羨望のすべてを得た、誰もが認める“いい女”・雨樹凛子。完璧に見える彼女だが、密かにコンプレックスを抱えていた。それは27歳にして未だ処女だということ。焦る凛子は同期の上坂弦と出会い二人のラブコメディが動き出す。


<レビュー>

タイトルは過激ですが、過激なシーンは控えめです(それでも大人向けですが)脱未経験を目指す物語ではなく、脱未経験から始まるラブストーリーになっています。

 

ヒロイン(=凛子)はイケメン同期とイケメンカメラマンの両方から好かれ、両方に惹かれてしまう感情がモノローグによって女性目線で描かれている作品です。男性が視聴すると目線の違いから新鮮味がある作品だと思います。


内容的には王道少女コミックですね。才色兼備なヒロインに好意を寄せるイケメン(複数)そして何でも話せる親友。女性が感情移入しやすいシチュエーションで繰り広げられるイケメンによる主人公の争奪戦。

 

最終的には自分の気持ちに気が付いて両想いになってゴールイン。 

 

ベタですが、雑音がない、分かりやすいシナリオですので、女性向けドラマを見ていない人でも没入しやすい作品でした。

 

また、Youtuberであるヴァンゆんの二人も親友役(ゆん)・式場に来た客役(ヴァンビ)で登場し、ゆんに関しては準レギュラー枠です。

 

役者とYoutuberの融合といった意味でも非常に興味深く、果たして成立するのだろうかと気になって仕方のない作品でした。

 

結果としてはドラマ初心者の私からすると、全然アリ。ゆんの演技もさすがに役者と比べたら可哀想ですが、違和感はありませんでした。

 

Youtuberという職業の人たちは、役者という職業の人たちに比べて距離感が近いというか、身近な存在であるがゆえに、ドラマという特別な舞台に出演していると、それだけで、まるで知り合いがテレビに出ているかのような高揚感がありました。

 

全8話で完結済みで、気持ちよく終わる作品ですので年末年始のお供に如何でしょうか。


……と思ったら、どうやらアーカイブ配信は最新話のみの模様です。

気になる方はDVDで。


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