2020年11月5日木曜日

セガサミーは国内のゲームセンター運営事業から撤退

本日は、ちょっと真面目な日記記事です。

ニュースで「セガサミーは国内のゲームセンター運営事業から撤退」という記事があります。


コロナの影響がこんなところにも出て来たようです。

あのセガサミーがゲームセンター運営から撤退するとのこと。

 

理由としてはコロナが上がっていますが、撤退まで決定するからには

将来的にも大幅な収益改善が見込めない。とかそんな感じでしょうか。

 

今のゲームセンター(ゲーセン)には魅力がなくなってしまったのでしょうか。 


昔は、ゲーセンの最大の魅力って、時間をつぶせることだったと思うのです。

待ち合わせ前の時間調整などにちょうど良い感じでした。

 

ただ、スマホが普及した今、時間をつぶすならスマホで充分です。

 

一時期、女子を中心に爆発的に普及したプリクラもスマホで代用出来てしまいます。

 

となると、今のゲーセンの魅力って「アミューズメント施設」としての

楽しさ、だと思います。小さい遊園地や映画館感覚ですね。

 

そうなると、スマホで出来ない体験を提供しなければなりません。

 

実際にメダルを獲得できる「メダルゲーム」

実際に景品を獲得できる「クレーンゲーム」

実際に筐体に乗ることが出来る「体験型ゲーム」

 

現実での「何か」が伴う、これらのゲームが主軸になりそうです。

 

メダルゲームは、パチンコ業界と丸被りですし、体験型は本家「遊園地」には及びません。


となると「クレーンゲーム」にかけるしかないのですが、クレーンゲームは調整が難しく

景品を出し過ぎると赤字になりますし、出さな過ぎると遊んでもらえません。

  

そうなると、クレーンゲームで爆発的に売り上げを伸ばすことも難しいと思いますので

確かに、将来的に消えゆく施設になるのでしょうか。


20年後の子供たちは「ゲームセンター?なにそれ?」という時代がやってくるのでしょうかねー。

なんとも寂しい気がします。


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【編集後記】

 

クレーンゲームで稼がないと辛いことは分かりますが、最近のクレーンゲームは渋すぎますよね。

 

顧客が思う景品の価値より、安く提供すれば顧客は他のもやってみようとアクティブになりますが

想像を絶する金額を投資しないと取れない設定では、1回ハマったら2度とやらない気がします。

 

どうしても欲しい景品はメルカリなんかでいくらでも買えますし。お得感を出さないと遅かれ早かれ

クレーンゲームで稼ぐのも厳しくなるでしょう。

 

特に、顧客がかなり正確に仕入れ値を予想できる景品。例えばうまい棒×30とかです。

ネットでググれば直ぐに300円と出てきます。

 

これを渋って1000円投入しても取れなかった場合、客はきっと思うでしょう

「このみせはボッタクリだなぁ」「これ以上、お金を入れるのはやめよう」

「買った方が安いじゃん」「取れないからつまらないなぁ」

ネガティブスイッチが入って、そのゲーセンでお金は落とさないと思います。

 

なので、こういった景品は意地でも300円以下で排出すべきです。

300円投入して取れなければ、店員が「宜しければ・・・」ってコッソリ差し上げていいとまで思います。

 

利益が出ないって?それは、仕入れの方で頑張るべきだと思います。うまい棒×30なら

定価ベースで300円。でも300円で売っている小売店では利益が出ています。

それは、仕入れが安いからです。 これからのゲーセンはお得感を前面に出して「誰でも取れる」調整に

していかないといけないような気がしています。


やっぱりゲーセンには生き残ってほしいですよね。

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