映画 「魔女見習いをさがして」（レビュー）

おジャ魔女どれみ２０周年記念として作られた、昔おジャ魔女が好きだった大人達が、大人になって失ってしまった何かを探す物語です。

　

おジャ魔女シリーズですが、どれみ達の後日談ではありませんし、ほとんど登場しません。

　

この作品はおジャ魔女たちから当時の子供たちへ送ったエール（応援）のようなメッセージ性のある作品でした。

　

完全に大人向けです。しかも２０代～３０代の女性向けに作られた、まさにおジャ魔女を愛してくれた当時の女の子たちへの恩返し、みたいな作品でした。

　

細かいギャグシーンはありますが、基本的に主人公たちが大人になって人生に悩み、新しい一歩を踏み出そうとするシリアスな物語です。

　

現実世界で色々と行き詰まって「なんか思っていた大人になれてないなぁ」と悩んでいるような女性には、とってもお勧めしたい作品です。

　

おジャ魔女はいつだって誰だって少しだけ背中を押してくれると思います。

-----------------

【編集後記】

これはこれでよい作品でした。

ただ、折角の２０周年作品なら、もっとバリバリにおジャ魔女達を動かしてほしかった。

それで当時の女の子が、自分の娘を連れて見にこれて「見てみて！お母さんの好きだったおジャ魔女は面白いでしょ！」って共通の話題になるような作品でも良かった気がします。

　

そんな方には、面白いものを見つけたので、その件については改めて記事にしたいと思います。