食戟のソーマ第4期の5話目のレビューになります。
<1期~3期 おさらい>(省略版)
名門料理学校、遠月学園に入学した幸平 創真。
学園の体制が変わり「自由な料理」から
「決められた料理」を推奨するようになると、体制に
反発し、自由な学園を取り戻すべく「反逆者」として
体制側に食戟を挑んだのでした。
5話目 レビュー
田所恵のドラ焼きが一歩及ばず、敗北となった
所から始まりました。
同じ敗戦でも4話と違い「相手を消耗させた」という
感じではなく「相手に認めさせた」という表現で
敗戦を後味良く仕上げました。
続いてタクミvs叡山先輩の食戟に入ります。
叡山先輩って、誰かに似ていると常々思っていたのですが
別作品の「鉄鍋のジャ〇」に出てくる主人公に
戦い方が似ているのだと気が付きました。
特に今回の「相手の味覚を妨害する料理」は主人公が
強敵を唸らせるのに使った技術ですね。
話は本作に戻りますが、旨いものを作るだけではなく
味覚を操作して勝ちに行くといった戦法を思い付き
物語に組み込んでいく創作力は本当に凄いと思います。
連載が続けば続く程、テンプレにハマってしまう作家が
多い中、作品の持ち味を崩さずに色々なアイディアを
投入してくる作者の引き出しの多さには驚きます。
叡山先輩との食戟の結果は、結果を聞くまでも無く
タクミの圧勝。
憎らしい敵役が、敗北してショックを受けるシーンは
連敗が続いた読者視点からすれば、とても良いガス抜きに
なったと思います。
残すは主人公の幸平ですが、これは勝つ流れなので
どのような見せ方で勝たせてくるのか楽しみにして
みてはいかがでしょうか
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<編集後記>
食戟のソーマは久しぶりに、レギュラーレビュー作品に
していこうと思います。
(全話レビュー対象)
とても面白く、料理への興味が湧いてくる作品ですので
オススメです。
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