2018年2月4日日曜日

宇宙よりも遠い場所(一部レビュー)~4話まで

 ある日、主人公の玉木マリは気が付いた。考えていた高校生活と何かが
 違う。それは「青春」を感じていないという違和感だった。高校生の
 今だからできる何かを探すマリは南極への渡航を目指す小淵沢と出会う
 のであった。

 
 公式サイトは↓
 http://yorimoi.com/
 
 
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- 3~4話目

 ・南極へ渡航するには「南極観測隊」に同行するしかない。マリ達は
  接触を試みるも失敗。追い返されてしまうのだった。
 
 ・ところが「南極観測隊」に同行する少女「結月」が現れて状況は
  一気に好転する。結月と親しくなったマリ達は結月の仕事の同行者
  として「南極観測隊」に参加できることになった。
 
--- レビュー ---
 
   
 女子高生が南極を目指す物語です。
  
  南極を目指すために四苦八苦するアニメかと思いましたが、なんと5話目に
 してほぼ「確定」まで進みました。
 
 物凄いスピードで物語が進行し、「そうだ京都へ行こう」みたいな
 感覚で南極を目指して女子高生たちは進んでいきます。
 
 このペースでいくと、後半は南極メインなのかそれとも直前で何か問題が
 発生し行けなくなるパターンになりそうです。
 
  管理人的には南極を目指して苦労するアニメなら、まぁ想定の範囲内
 と言ったところでした。よくある「****目指して頑張ろう!」からの
 友情・成長をえがいて「俺たちの戦いはこれからだ!」で終わる
 テンプレパターンが予測できてしまうので。
 
  しかし本作はバンバン南極目指してシナリオが進行していきます。苦労は
 していますが、コンビニでバイトしたり南極に向けた訓練をしたりと
 割と尺を使わずにテンポよく進みます。
 
 この展開は中々な胸熱で本当に南極に行った先まで、進んだらどういう
 物語が用意されているのか想像するだけで楽しくなります。
 
 今期、シナリオが楽しみな作品の一つです。 
    
      
--- 総括 ---
    
 主人公のマリは自分の目標を見定めて、どんどん先に進んでいきます。
 順調に仲間も増えて言わば「勝ち組コース」まっしぐらと言った状況で
 す。
 
 その裏で、幼馴染の高橋めぐみは妹のように思っていたマリが自分から
 離れ、マリ自身の努力でめぐみを超えていく「置いてけぼりコース」に
 突入しています。
 
 主人公が輝けば輝くほどダークサイドに落ちていく高橋めぐみという
 キャラクターも中々興味のあるポジションだと思います。
 
 闇に取り込まれてしまうのか主人公の輝きに共感して盟友のごとく
 一緒に輝くことが出来るのか、今後のシナリオで楽しみな部分の一つ
 です。
 
  テーマは「南極に行く」ですが特に南極に興味が無くても青春アニメと
 して楽しめる作品なのでお勧めです。
 
 前回も書きましたが、何かに挑戦するパワーをもらえます。


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